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橙*
｢望…。ええ加減飯食べ、何も食うてへんやろ｣
流星が死んでから2日が経った。
流星が望を庇って撃たれたあの日。
知り合いのめちゃくちゃ腕が利く医者、まぁ今では闇医者なんやけど、そいつの元に流星をすぐさま連れていって診てもらった。けど当たりどころがかなり悪かった。
あいつらのせいで流星は命を落とした。もちろんそいつらはその場で捻り潰したけど、それで流星が戻ってくるわけやない。どんなに願っても流星は戻ってこないんや…。
.
そして流星が死んでからというもの、この家も生気を失ったかのように暗くなった。
1番は望。
何も食べずに何も飲まずに、1日を流星と寝ていたベッドに座って空を眺めている。
その目に光なんて灯ってなくて。
空を眺めているはずなのに、まるで何も見ていないような。
ふと気を戻したかと思えば流星の名を呟いて、カッターを握ってることがある。
紙を切るなんて浅はかな考えでは済まされない。
｢望っ…！やめろっ!!｣
｢離せ…離してや照史っ…!!!
俺はっ…!!俺は流星がおらな生きてる意味無いんやっ!!
流星が…おらな…。｣
そう言って泣き崩れる望。
流星のことを1番に大事にしてたから、
流星のことを1番に愛してたから、
きっと望にとって流星を守ることが生きる意味やった
生きる意味を無くした望は、流星がいなくなったことへの喪失感に耐えきらなくなってる
｢流星は、望に生きてほしいって思ってるんや。
やからもうこんなことするな。｣
｢俺は流星んこと守られへんかったのに…？
なんで…なんで流星は俺を守ったんや…。
こんなやつに…命差し出すくらいなら流星がっ…！｣
俺の中でぷちん、という音が聞こえた気がした。
気づいたら腕を振り上げてて、目の前には倒れてる望。
そっからはもう感情任せで言うたからあんま覚えてへん。
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みたらし - お話全部読ませていただきました。もう、大号泣です。最後の流星が打たれるところからlastまでのところが、とても感動的で涙が止まりませんでした。これからも、頑張って下さい。 (2020年3月9日 8時) (
レス) id: 78aa7cde15 (このIDを非表示/違反報告)
mooooeR(プロフ) - 青色れもんさん» 方向性としてはもう決まってまして…。ほんと話飛びすぎてすいませんm(_ _)m (2018年5月1日 20時) (レス) id: fa38ddbb98 (このIDを非表示/違反報告)
青色れもん(プロフ) - え、急展開…！！流星くんはこのまま死んでしまうんですか！？！？これからも頑張ってください！ (2018年4月30日 23時) (レス) id: 3766ad499a (このIDを非表示/違反報告)
mooooeR(プロフ) - # 流 望 んさん» この2人が1番です笑 良かったら見てくださぁい〜笑 (2018年4月27日 20時) (レス) id: fa38ddbb98 (このIDを非表示/違反報告)
# 流 望 ん(プロフ) - ついんたむやないですん♪♪楽しみにしてますん♭ (2018年4月27日 17時) (レス) id: 175c974560 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mooooeR | 作成日時：2018年4月26日 19時
