狼人間.34 ページ34
.
「頑、張って…くだ、さい…。」
「ふは、なんで敬語。笑
任せてや、Aのためなら頑張れるから。」
どうして人が恥ずかしがるようなことをさらっとしちゃうんだろう。仮にもお父さんがいる前なのに。
「やろや。」
「おし、ルールは簡単や。ここにおる100人のやつらを倒せたら合格。途中で狼になってしまえばお前はこれから狼として生きることになる。
それから出来る限り寸止めで行うこと、怪我はお互い自己責任や。それも試練の1つやからな。
流星のが決まったと思ったら、ちゃんとこの線の外へと出ること。
ええな?」
「おん。」
……あれ?よく考えれば…
藤井くんって動けるの…?←
いっつも体育とかサボってるような…。
部活も入ってないみたいだし…
というかいつも真っ直ぐ私と帰ってるのか。
え…?それって大丈夫なの!?
「始めろ」
「あ、あ、いや、ちょっと…!」
「大丈夫や、Aは下がっとき。」
「え、あ、望…。」
望に腕を引っ張られて2階のフロアへと連れていかれた。
「ねえ、望!藤井くん大丈夫なの?」
「やから大丈夫やって、そんな心配せんでも。
あ、もしかして知らん?流星がめちゃくちゃ強いこと。」
あのマイペース天然な藤井くんが強い…??
「え、え?そうなの?」
「あ、ほら。」
ふと1階の方を見ると、すでに30人くらいの人が外野と思われる範囲の外に出てる。
それにしても早すぎない!?
「凄い…もう30人も…。
まだ始まってすぐなのに。」
「Aさん、よお忘れたらあきませんで?笑
流星の元は狼なんやから。笑
それに流星は類まれなる運動神経の良さを持っとるし。」
あんなに華麗な動きしてる藤井くん…、初めて見た…。←
.
377人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のぞみ - ありがとうございます。 (2018年6月9日 18時) (レス) id: 432bb1cd17 (このIDを非表示/違反報告)
有香(プロフ) - ありがとうございます!さっそく読みました♪延長、楽しみにしてます! (2018年6月9日 18時) (レス) id: 44f2d4f6ef (このIDを非表示/違反報告)
もりゅう(プロフ) - のぞみさん» いつもありがとうございますm(_ _)m出来る限り早く書き上げます! (2018年6月9日 18時) (レス) id: fa38ddbb98 (このIDを非表示/違反報告)
もりゅう(プロフ) - 有香さん» リクエスト本当にありがとうございましたm(_ _)m (2018年6月9日 18時) (レス) id: fa38ddbb98 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - いつも読ませていただいています。流星くん甘々が見たいです。 (2018年6月9日 17時) (レス) id: 432bb1cd17 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もりゅう | 作成日時:2018年4月15日 1時