狼人間.26 ページ26
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「ここの角を右…。
あれ?左だった?」
日直と、仲が良いという権限を使って先生に藤井くん家の住所を聞き出した。
のにも関わらず、見事な迷子。
私方向音痴なんでね。
「えぇ、さっきの角だったかな、
んー、いやでも…んー?」
なんて1人で頭を抱えてたらなぜか後ろの上の方から声がした。
「なにしてん。」
「えっ、あっ、藤井くん…。」
なんと、真後ろのお宅でした。
「あ、プリントを届けに来て…。」
「そうなん、まぁ中入りや。」
「え?あ、でも、」
「鍵空いとるから自由に入ってー」
私が言葉を言う前に部屋の中に入ってしまったから仕方なく入ることにした。
ほんとは仕方なくなんて思ってないけど…。
「わぁ、結構広い…。」
玄関には大きな靴箱がずらっと並んでいて廊下も一般的な家よりかは少し長めで、裕福過ぎず、普通、って感じでもない、素敵なお家。
家の色んなところに観葉植物が飾られてる。
やっぱり森?が好きなのかな?
「とりあえず、2階に行けばいいのかな?」
藤井くんが降りてくる様子もなかったから、階段を登って藤井くんの部屋らしき所へと向かった。
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のぞみ - ありがとうございます。 (2018年6月9日 18時) (レス) id: 432bb1cd17 (このIDを非表示/違反報告)
有香(プロフ) - ありがとうございます!さっそく読みました♪延長、楽しみにしてます! (2018年6月9日 18時) (レス) id: 44f2d4f6ef (このIDを非表示/違反報告)
もりゅう(プロフ) - のぞみさん» いつもありがとうございますm(_ _)m出来る限り早く書き上げます! (2018年6月9日 18時) (レス) id: fa38ddbb98 (このIDを非表示/違反報告)
もりゅう(プロフ) - 有香さん» リクエスト本当にありがとうございましたm(_ _)m (2018年6月9日 18時) (レス) id: fa38ddbb98 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - いつも読ませていただいています。流星くん甘々が見たいです。 (2018年6月9日 17時) (レス) id: 432bb1cd17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もりゅう | 作成日時:2018年4月15日 1時