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桃*
｢ﾊｧｯ…ﾊｧ…、流星っ…！どこっ…！｣
メンバーの家にも流星と仲の良い友達の家にも、どこにもおらんやった。
もう見つかる希望すら無いけど、流星を探すのを止めんかった。俺には流星が必要やから。流星がおらな嫌やから。
｢ﾊｧｯ…りゅうせっ…｣
走りすぎて足がもつれそうになる。元々体力がないのにこんな走って。
見つかるかもわからんのに。俺ってあほやな…。
｢……望…？｣
はっきり聞こえた。その声だけが耳に通って他の音は完全に遮断される。誰の声やなんて、見んでもすぐにわかる。
ましてやここには誰1人として人がおらん。
振り返ってその姿を見つけた瞬間、もつれそうやったはずの足が有り得ないくらいの早さを増してそいつの元へと駆け寄る。
｢流星っ…！｣
その姿を見れただけで一気に安心感が込み上げてきて、体は寒くても心は温かく感じた。
家に傘があったから今流星が持ってる傘は、きっと誰かの傘。
結構ええやつやし。
もしかしたら、誰かの家に上がり込んでたんかもしれん。
…浮気されたかもしれん。
せやけど、流星が戻ってきてくれたらそれだけで充分やから。
そんなんどうでもええ。
｢流星っ…流星っ…｣
｢望…｣
もう離れていかんように思いっきり抱きしめる。
そしたら、ゆっくりやけど流星も腕を回してくれる。
｢流星…帰ろう…？｣
流星が戸惑ったように俺を見つめる。
｢帰って…ええの…？｣
｢帰って来てええに決まってるやろ…？
流星がおらな、帰る意味ないんや…｣
そしたら嬉しそうにまた抱き締め返してくれて、もう幸せとしか言いようがない。
好き、大好き、愛しとる、流星…。
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mooooeR(プロフ) - atimez0520さん» こちらこそ貴重なネタを頂きましてありがとうございました!!移行致しますのでぜひそちらでもよろしくお願いします！ (2018年4月19日 19時) (
レス) id: fa38ddbb98 (このIDを非表示/違反報告)
atimez0520(プロフ) - リクエスト答えて頂きありがとうございます！！相葉くんも出てきて得した気分です！笑また思いついたらリクエストさせてください！ほんとにありがとうございました！！ (2018年4月19日 2時) (レス) id: 953285254b (このIDを非表示/違反報告)
ryunon☆(プロフ) - 移行してほしいです！ (2018年4月18日 14時) (レス) id: cefe289183 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - いつも楽しみにしてるので、続けてほしいです！ (2018年4月18日 9時) (レス) id: f730588e64 (このIDを非表示/違反報告)
atimez0520(プロフ) - この小説大好きなので、できれば続けて欲しいです！無理のない程度で！ (2018年4月18日 2時) (レス) id: 953285254b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mooooeR | 作成日時：2018年4月6日 2時
