JO1の愛されマンネは女の子。 (ページ24)

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独り占めページ24

河野side

「よろしくお願いしまーす」

今日はAとふたりで表紙を飾らせて頂くことになった雑誌の撮影なんだけど、これまたすこーし大人な設定なのよ

俺は黒色のシャツに黒色のスキニーパンツ
袖は肘までまくって、ボタンも2.3個開けている

腕鍛えといてよかったわ

Aまだかな

緊張からなのかドキドキが止まらない

あいつどんな衣装なんやろ

佐々木「よろしくお願いします！」

透き通った声とともに現れたAは、
少し胸元の開いた真っ黒のワンピースを着ていた

ちょっと生地薄ない？

てか胸元開きすぎやろ！…見えちゃうやん、！

言いたいことは沢山あるけどとりあえず平然を装う

佐々木「じゅんきくん早かったね！どう？ちょっと大人っぽい？？」

そう言って俺の前でクルクル回りながら聞いてくるA

「まぁ、可愛いんちゃうん？いつもよりは大人に見えるな」

佐々木「なに！いつもは子供っぽいのか！ちびって意味か！！」

「いや、そこまでは言ってないで」

なんかぷんぷん怒らせちゃったみたいやけど
いつもよりも艶っぽいAに正直俺の心臓はバックバク

スタッフ「それでは始めまーす」

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撮影はどんどん進んで、あっという間に終わった

Aを後ろから抱きしめたり、見つめあったり、

俺が寝転ぶ上にAが覆いかぶさったりと

いつもの距離感なのに変に意識しちゃって顔見れなかったな

個人撮影もあり、俺の方が後に撮影が終わった

「ありがとうございました、」

挨拶をしてから
着替えて楽屋に戻ると

既に着替えを終え、机に伏せて寝てるAの姿が。

疲れてるところ申し訳ないけど体痛めてたらあかんで起こすか。

「 A、起きて？待っててくれてありがとうな。帰ろか」

眠りが深いのか、なかなか起きない

もちもちの頬をツンっと指すとようやく目を開けた

佐々木「……じゅんきくん、おつかれさま」

「おう、Aもお疲れ様。待っとってくれてありがとうな」

佐々木「んーん、一緒に帰りたかったから」

あー可愛い、こいつほんまに可愛すぎんねん

「俺も一緒に帰りたかった、じゃあ車行こっか」

佐々木「うん、はい」

目の前に差し出されたAの手を取り、外まで迎えに来てくれたマネージャーの車に向かう

独り占め出来る時間もあと少しか