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episode1 ページ1

慎 side





「お、おい!何だあのブレスレットは!いつ買ったんだ?貰ったのかぁあ?!」




どうも
長谷川 慎です。


高校1年生です




そして



「ちょっと待て!ピアスも新しくねぇか?!」




双眼鏡を覗きながら汚い言葉で
馬鹿みたいに叫んでいるこいつは


俺の幼馴染みで幼稚園から今に至るまで
ずっと一緒だった



藤原 Aです





こいつが叫んでる理由はただ一つ。

わが学園のアイドルの川村壱馬先輩




壱馬先輩に惚れてるらしいです





「あーあ…行っちまった…」


慎「今日も朝から喉開ききってんなお前」


「喉痛い、まじで」


慎「どこがいいんだよ先輩の」


「あぁ"ん?全部に決まってんだろぉ?!馬鹿にしてんのかぁ"?」


慎「お前、」


「あ"んだよ?」


慎「近い、キモい」


「失敬( ˙-˙ )」





毎朝7時に登校し
屋上へのぼり
双眼鏡を用意して
壱馬先輩を監視してますこいつ




なぜ俺が居るのかと言うと
この学園には不思議な決まりがあって
学年で成績順位3位までに入っていると

屋上が使える仕組みになってます



まぁてな訳で
こいつは壱馬先輩しか見えていなくて








「やべーかっこよかったわ、今日も」


JK「あぁ、そう。」







俺はこいつしか見えていません

episode2→



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作者名:kk | 作成日時:2020年5月28日 16時

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