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episode3 ページ3
慎 side
『A〜A組の奴が話あるってぇ』
「はいはいはい！A今すぐ参る！」
あぁまたか
またですか？
Aはあぁ見えてかなりモテる
昔からだ
萩花「あんたも辛いな」
慎「まぁ、もう慣れたよ。早起きも」
萩花「そうじゃなくて、気持ち的にって意味」
慎「…まぁ」
萩花も俺達の幼馴染みで
俺の気持ちを知る唯一の人物だ
萩花「好きな子が他の男に夢中とか。」
慎「まぁな…」
そう
A、気付いてないの？
俺はずっとお前しか見てないのに
小さい時からずっと
言うチャンスは正直何回とあった
萩花から、それとなしに伝えてもらうことも
できたけど
萩花には黙ってて欲しいって頼んでた
あぁ
廊下でAと話してる男子の顔が赤い
告白か
100%断るのは分かってる
ただ
その理由が俺じゃなくて
「ごめん！私は壱馬様しか愛せないのだ！すまないね…！はは」
壱馬先輩だってのが毎回俺の心臓をえぐる
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作者名：kk | 作成日時：2020年5月28日 16時
