あなたを救いたい (ページ3)

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リーマスside

A·メープルは高嶺の花

美しい容姿は勿論、所作、性格まで文句無し。

そんな彼女はどの寮の生徒たちからも人気のある人だ

男子なら誰もが彼女を一目でも見たいとグリフィンドールに押し寄せてくるほどに、、

周りにはいつも人が集まっていて、その中でいつも微笑む彼女はとても可愛らしい

グリフィンドール生だというのに勇気ある一歩を踏み出せない僕は、それを遠目で見ることしかできなかった

だからまさか二人きりで話せる時が来るなんて思ってもいなかったんだ

＿＿＿

いつもより近くで見る彼女は鈴のような声で笑い、水晶のような瞳を細め、、

それは美しかった

高鳴る胸を落ち着かせ、寮の談話室に戻るとジェームズたちが僕をからかった

ｼﾞｪ｢おやリーマス、急に焦って図書館に行くとか言っていたけど...君もしかしてAと密会でもしてたのか？｣

ｼﾘ｢おいおい、そんなことなら俺も呼べよー。高嶺の花は独り占めしたいってか？｣

ﾋﾟｰ｢図書館行くっていうのは嘘だったの！？｣

｢図書館に行ったのは本当だよ、忘れ物してたんだ。...そこで彼女と会っただけだよ。｣

僕がそう言うとジェームズとシリウスはニヤニヤと悪戯っ子のような顔で

ｼﾞｪ｢まあ君も僕とリリーのように熱い恋を堪能するといいよ｣

ｼﾘ｢Aと末長くな｣

なんてふざけたことを言い出した