ダメなのはわかってる。でも ページ5
その日は受験シーズン真っ只中の寒い冬の日だった。
学校帰りの夜、平穏な町に敵が現れた。急いでヒーローを呼んだけど、到着には時間がかかってしまうようだった。
ヒーローを目指していた私は、近くの人たちに逃げるように伝える。
「皆さん、逃げてください！速く！」
混乱のなか、悲鳴が聞こえた。
見ると、そこには幼稚園児とお母さんだろうか、親子が敵に襲われそうになっていた。
「助けて！誰か！！」
「きゃぁーーー！」
さらに混乱を招いてしまう。
個性の使用は、ヒーローでない限り禁止だ。でも、そんなことで、この親子を見捨てることはできない。できるはずかないんだ。
「花鳥風月、花！」
一面に花びらが舞う。
相手を惑わせると同時に、ダメージも与えることができる。
一瞬、相手が怯む。
その隙に、さらに個性を繰り出す。
「風、鎌鼬！」
しかしそれは避けられ、格闘戦に持ち込まれる。ヒーローになるために、格闘に関しても鍛えていたので、そこまで苦ではなかった。
敵が及ぼした被害はとてつもないものだったらしく、夜の空に、テレビ局のヘリコプターが飛んでいた。
「そこの少女、よくやってくれた！」
聞き覚えのある声がした。
「何故って？」
誰かって？
「私が、」
平和の象徴
「来た！」
オールマイト。
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ルナ(プロフ) - 鈴木美妃さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年8月6日 7時) (
レス) id: 9d1b105660 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美妃(プロフ) - ファンになりました。早く続きが読みたいです。これからも更新楽しみにしてます。頑張って下さい。応援します。 (2018年8月5日 21時) (レス) id: 6d5e66c80d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ | 作成日時：2018年7月16日 17時
