ほめられた。 ページ19
実習は二人一組で行うらしい。うちのクラスは２１人だから、誰かが一人になるってことでくじをしたら私が一人になった。あとで一対一でやるらしい。恥ずかしいぞ………！
「デクくん、それさ、あの、あれでしょ？オールマイトの真似」
「そうなんだ！よく気づいたね！さすがAちゃん！」
バレバレだよ………！オールマイト、気づいちゃって笑いこらえてるよ！
「Aちゃんのコスチュームは、ムーンライトと似てるね！」
「うん。デザインが好きだから、似せたというか真似したの」
「後ろ姿、まんまムーンライトだよ！」
嘘。失敗した。少しは私らしさ出てるかなって思ったのに！
そんなことを思っていると、轟くんがやって来た。
「………？お前、誰だ？」
「デスヨネー」
「………んーと、あ、仁科か？」
「え！？よくわかったね。あたりだよ！」
「匂いが仁科だった」
「はいい！？匂いって何！？」
匂いって何！？みんなも驚いてる。
「花の匂いがする」
「あ、柔軟剤の匂いだね。………轟くんのコスチュームはシンプルなんだね。半分氷はどうかと思ったけど」
なんか怖いもん。左目赤く光ってるし。マジお前誰みたいな。
「仁科、お前、なんかかわいいな」
「え、ありがとう」
かわいいのか………？まあ一応褒め言葉として受け取っておこう。素直にありがとうと言った。そしたら、なぜかみんなが悶えていた。どうしたのかな？
「轟ィ………お前やるなぁ………！」
「Aちゃん、よく照れなかったね………！あんな、イケメン、から、かわいい、って、言われて………」
バタン
………え！？
「え、ちょっと！？お茶子ちゃん！？お茶子ちゃーん！？先生！お茶子ちゃんが倒れました！！」
「先生！こっちで峰田と上鳴が倒れてます！」
バタン
「あ、デクくん！？」
「えっちょっと待って！？芦戸、葉隠！！耐えて！」
何、みんな熱中症！？
「轟くん！氷出して、氷！」
「………こうか？」
「オッケー！そのまんまにしといて！」
１０分後に倒れたメンバーが復活した。
「Aちゃん、意外とやるなぁ」
お茶子ちゃんに謎の発言をされました。ほんと意味わかんない。
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ルナ(プロフ) - 鈴木美妃さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年8月6日 7時) (
レス) id: 9d1b105660 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美妃(プロフ) - ファンになりました。早く続きが読みたいです。これからも更新楽しみにしてます。頑張って下さい。応援します。 (2018年8月5日 21時) (レス) id: 6d5e66c80d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ | 作成日時：2018年7月16日 17時
