17羽 ページ19
真弥とのデート(恥ずかしい…)から早1ヶ月…なんだけど………はい…真弥とは会えてません…
「なんで!?
いい感じだったじゃん!!」
「うぅ…だって、真弥も俺も都合が合わなくて…」
電話とかメールでやり取りはしてるけど全然会えてない…
その間に目の前のピンクはデート三昧で楽しかったらしい…
「爆ぜろリア充…」
「ひどいっ!!
駆さんもリア充みたいなモンだからね!?
…で、告白するんでしょ?
どーするのさ」
「うっ…」
告白…
そう、俺は告白を決意したんだ。
真弥に一目惚れ(みたいなの)をして、もう4ヶ月近く経つ。
「………真弥…」
『師走くん』
『外の世界を見に行く』
以津真天…恐ろしい妖怪の血を引く真弥は、
俺の真似をして外へ出て行った。
そんな真弥はとてもキラキラしてて、可愛かった。
「…駆、」
「……あーーー!!もうっ!!
いつまでもウジウジしてらんない!」
絶対に真弥に告白するっ!!
例え、玉砕されたとしても…!!
(言ってて悲しいけども!!)
「よぉし!頑張るぞー!!」
……なんて、意気込んでたのも束の間…
ウダウダと時が進んで…12月。
なんでだ!?
「それはかけるんと真弥さん?の都合が面白いくらいに合わなかったからでしょ?」
「黙ってて!
うぅ…なんでこんな時に…」
これもアンラだから!?
俺のアンラはここまでなるの!?
ピロンッ
そんな時、俺の携帯にメールが来た。
開いて見れば今考えていた彼女の名前が記載されていて、慌ててメールを開く。
『今月、どこか暇にならないかな?
久しぶりに会いたいな』
「!!」
きゅ、救世主…!!メシア様…!!
俺は慌ててスケジュールを確認して、
休日を思い出す。
えーと、今月は確か…
……あっ…
12月24日、クリスマスイブの日なら…
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