platonic love... (ページ3)

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入学式も無事に終え、普通の学校生活が始まる

「Aちゃーん！おはようー」

そう声を掛けてきたのは入学式で仲良くなった女の子
彼女も同じように地元から離れた為
友達探しをしてるらしく意気投合し、仲良くなった

『あ、凛ちゃんおはよう。』

「ねえねえ、部活どうする？」

『んーー？強制的じゃないから別に入らなくてもいいかなって感じ』

「そっかあ･･･」

『凛ちゃんは？何かやるの？』

「一応、目的があって来たからね」

『目的？青城って何かあったっけ？』

「あるんだよそれが！Aちゃん、放課後暇でしょ？ちょっと付き合って欲しいんだ」

『うん？なになに？』

「ついてきてみればわかるよ」

『えー、なにそれ(笑)わかったわかった、放課後ね』

そう答えると凛ちゃんはニッコリと笑って席へ戻った
青城って制服可愛い以外何かあったっけ･･･？
と、頭をひねらせている内に、あっという間に放課後になる

終礼を終えるとすぐさま凛ちゃんが駆けてくる

「よし！行くよー！」

『ちなみにどこに？』

「体育館だよー」

『た、体育館？』

「そうそう。部活入るために少し見に行きたくて」

『なるほど・・・』

体育館ならバスケ、バドミントン、バレー？
卓球とかもだっけ･･･？うーん
ていうかそもそも凛ちゃん体育系だったのかあ

チラッと横目で凛ちゃんを見る

凛ちゃんは私よりも小さくて
身体も小柄だ
まるで小動物みたいな
それがまた可愛らしくてニヤニヤしてしまう

「よし、着いた。とりあえず2階あがろっか！」

階段を上がり、体育館の2階へと到着する

『え、人多くない？なにこれ、今日なんかあるの？』

見渡す限り女の子で埋め尽くされている

「うわあ、みんな早いなあ」

『一体何が始まるの？』

「まあ、待ってなって」

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