platonic love... (ページ19)

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story１７ページ19

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あれから凛ちゃん達と合流し
あまりにも遅かったため、彼が事情を話すと
2人とも声を揃えて「「ぶっ飛びすぎ！」」
と、大爆笑していた
及川さんに至っては笑いすぎて泣いていた

そんな笑わなくてもとは思ったが
きっと恋愛してきた人達にとったら
少しズレてるのだろう、と感じる
私でさえいきなり付き合うの？とは思ったが
あまり気にしないことにした

凛ちゃんと2人で帰りながら話をする

━━━━━━━━━━━━━━━･･･
(会話のみが続きます)

「あの場では笑っちゃったけど、平気？実際」

『うーん、まだ実感がないというか、漠然としてるというか、夢見心地かなあ。』

「そりゃあいきなり付き合ってって言われたらね(笑)まだお互いあんまり知らないのにいきなりって(笑)しかも経験ないくせに付き合ってってなに(笑)」

『そんなに笑わなくても(笑)』

「まあ、わたしがこう言うのも何だけど、順を踏むよりそうやってぶっ飛んでてもいいんじゃない？型にハマるよりか、少しそれた方が楽しかったりもするから。」

『そんなもんなのかなあ･･･』

「まあでも、家族目線でしかわからないけどお兄ちゃんは良い奴だよほんとに。無愛想に見られがちだけど、情が深いのよ。それにあー見えて泣き虫だし」

『え(笑)』

「ドキュメンタリー番組とか見てるとね、誰よりも先に1番に泣いてんの(笑)それに小さい時は道端に捨てられてた子猫や子犬拾ってきて、お母さんに怒られて泣いてるのをよく見てた記憶ある」

『かわいい･･･(笑)』

「あれよ。お兄ちゃんに言えないこととかあったらわたしのこと頼ってくれていいんだからね？1人で抱え込まないこと。」

『ありがとう･･･。凛ちゃんも私にいつでもお話してきてねっ。1人で抱え込んじゃだめだからね！』

「ふふ(笑)ありがとうね。とりあえず2週間お試し期間楽しんでね！」

『何かあったらすぐ報告するねー！ありがとうまたねっ』

━━━━━━━━━━━━━━━･･･

凛ちゃんと別れて1人帰路を辿る

今日1日を思い返すと顔が熱くなる

お試し期間なんて言いすぎたのかな
お友達からにしたら良かったのかな

なんて後になって考えてしまう

凛ちゃんも言ってたように
ぶっ飛んでてもきっと楽しいのかな、と
それなら自分なりに楽しもう

そう自分に言い聞かせた