【SnowMan】まぜるな危険！！

第43話、的なやつ ページ44

紫side


なんだか最近、Aちゃんが冷たい。・・・そこ！元からって言うなよ！？

いつにも増してっていうか、前はね？まだ親しみがあったのよ、愛のある冷たさって言うかさ？それが今や・・・

紫「Aちゃーん！」

貴「・・・なんですか」

見てよこの虫けらでも見るような顔！！！さすがのふっかさんもこれは傷つくよ！？


緑「・・・やっぱり元からだよ？」

青「そもそものお前の脳内変換がおかしいんじゃない？」

相談していた面々は、揃いも揃って俺をディスってくる。まあそりゃ、俺の日頃の行いもあるんだろうけど・・・そんなに言わなくたって・・・

紫「だぁから！いつもより、って言ってんでしょーよ！」

青「何、お前またなんかしたの」

橙「えー？そんなら早うAちゃんに謝った方がええで？」

紫「ちげぇ、よなぁ・・・？」

改めて思い返してみれば割と心当たりがある。Aちゃんのアイス勝手に食べたり、俺の勝手でAちゃんの仕事増やすなんてしょっちゅうだし、片付けも手伝わないし、変にちょっかい出してウザがられてるし・・・あれ？俺、めちゃくちゃ駄目じゃない？

緑「いやハテナつけられてもこっちもわかんないからね？」

青「お前のことだから絶対なんかしたんだって。とりあえず謝ってこい！」

橙「いやいやあかんで！変に謝っても、火に油そそぐだけかもしらんし・・・」

紫「えぇ！？じゃあ俺どうしたら良いわけぇ？」

黄「まず日頃の行いを改めることだな。とりあえずAさんに仕事押し付けるのはやめろ？」

紫「・・・はぁい」


Aちゃんに本当に嫌われちゃったら俺生きていけないからね。心を入れ替えますよふっかさんは！

紫「Aちゃーん、お仕事わーけてっ！」

貴「・・・は？」

紫「は？、ってなぁに！自分の分が終わったから手伝ってあげようと思ったのにぃ！」

貴「深澤が、自分の仕事を終わらせた・・・？私の分も手伝う・・・？」

ボソボソと考え込むように呟いたAちゃんは、突然立ち上がって俺の額に手を当てる。

紫「えっ、なに、どしたの」

貴「いや、熱でもあるのかなと思って。・・・明日は槍でも降りますかね？」

紫「えー、Aちゃんったらひどいなぁもう。ほら、それ貸して！」

貴「あぁ・・・はい、どうぞ・・・？」

戸惑うAちゃんから書類を受け取り仕事を進めていく。

いやぁ、俺ってやっぱりイケメンだよなぁ！この調子でAちゃんにご機嫌直してもらわないと！

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