【SnowMan】まぜるな危険！！その２！ (ページ9)

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第56話、的なやつページ9

貴方side

食卓からはあっという間に唐揚げが消え、食い盛りの男どもの恐ろしさを身をもって体感したところで、つい先程まで黙々と唐揚げを食していた深澤が口を開いた。

紫「・・・ごめんね、照」

黄「いーよ。まぁ、ふっかだしね」

黒「岩本くんってほんとにふっかさんに甘いですよね」

黄「まあなんだかんだ言って頼りにしてるし。」

白「パパとママが仲良しで嬉しい！」

貴「円満な家庭ですね」

黄「待って？俺らパパとママで固定なの？？」

無事夫婦(岩本さんの抵抗虚しく固定された)の仲直りも済んだところで、阿部ちゃんがお眠りになった。

貴「いつも思ってましたけど、阿部ちゃんって寝るの早くないですか？」

桃「睡眠時間たっぷり取らないと阿部ちゃんはフルパワーが出せないんだよねぇー」

白「もう赤ちゃんの睡眠時間だよね」

ほんと阿部ちゃんって可愛い、なんて言う最年少ラウちゃんに渡辺さんがツッコミを入れる。

青「俺らからしたらラウの方が赤ちゃんだけどな？」

18歳なんて赤ちゃんも同然だから！、って精神年齢が赤ちゃんの渡辺さんが言ってる。正直どんぐりの背比べである。

紫「もうほんと、最初に出会った日が昨日のことのように思い出せるよ・・・」

桃「あぁもう。ふっかおじいちゃーん、もう寝る時間ですよー」

紫「おぉい！！誰がおじいちゃんだ！！」

いつもの寸劇、その後ろで超音波の如く響き渡るラウちゃんの笑い声。

貴「あ、ラウちゃんにウケましたね」

紫「お、おぉ・・・ラウが笑ってるならまあ、それでいいわ・・・」

青「おい、ゲロ甘だなぁ」

黒「そういえば、Aさんっていつまで俺らのこと苗字にさんとかくんとかで呼ぶんですか？」

貴「え？」

そんなこと急に言われたって・・・もうこれで馴染みましたし・・・？

桃「俺はみんなにも苗字で呼ばれてるからともかくぅ・・・翔太とかさ！『渡辺さん』って感じじゃなくない？」

青「お前半笑いで言うなよ！失礼だぞ！！」

桃「ごめん〜！」

絶望的に似てないIKKOさんのモノマネで謝罪した佐久間くんはさておき・・・

貴「なんか急に名前で呼ぶのもねぇ・・・」

紫「まあ俺のことも深澤さんとか呼んでるくらいだしねぇ」

桃「それふっかの前だけね。普段は深澤って呼び捨てしてる」

紫「え、そうなの、そんな雑な感じなの？？」

貴「まあ、深澤だし。」

紫「えっ、思ったより雑ぅ・・・」

次回、「仲良くなるには」。・・・なんて呼ぶのがいいんだろう。