【SnowMan】まぜるな危険！！その２！ (ページ5)

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第52話、的なやつページ5

赤side

事務所のど真ん中で堂々と・・・ふっかにあんな度胸あったんだね。

青「ついに告ったぞあいつ・・・」

緑「今までちゃんとは言ってなかったもんねぇ」

黄「こじれにこじれまくってたからな」

橙「ほんま世話焼けるわぁ・・・」

黒「康二は何もしてないでしょ、背中押したの俺と佐久間くんだし」

桃「うぅ・・・めめぇ・・・」

黒「はいはい、佐久間くんカッケェっすよ、がんばりましたね」

端の方でこそこそと覗き見ている俺たちと、玉砕した今回の立役者である佐久間を讃える目黒。

赤「最初からいいコンビだったからね、うまくいきそうかな？」

桃「うーん・・・Aちゃんが素直にならないとなかなか、かなぁ」

黒「そうっすね。ふっかさんはハッキリ言ったし、次はAさんの番かな」

白「なんか、みてるだけなのにドキドキするね・・・！」

緑「どうにかうまくいってほしいなぁ・・・」

赤「そうだね」

俺たちはみんな、ふっかが大好きでAさんが大好き。大好きな2人に幸せになってほしいと思うのは当然のことだと思う。だからこそ、佐久間も玉砕しにいったわけだし。

みんなで暖かく見守ってあげよう、それは誰も何も言わずとも俺たちの総意となっていた。

康二が異変に気づいたのはそんな少しほっこりしていた時。

橙「なあ、事務所の外なんかおるで」

康二が指さす先には窓も塗装も真っ黒なライトバン。ああいうのまともな奴らじゃない。まともじゃない奴らが俺らの事務所の周りにいるってことは、つまりそういうことだ。

黄「邪魔して悪りぃけど、お客さん来たからちょっと準備してもらっていい？」

紫「はぁ！？今ぁ！？タイミング悪ぅー！KYだよほんと！！」

大いに機嫌を損ねたふっかは照に任せて、呆然としているAさんを連れて戦闘要員以外は俺の治療室に集まる。

緑「なんで今来たんだろう？」

橙「せやなぁ・・・襲撃するにしては変なタイミングやわ。全員事務所におるし、あっちは人数も少ないし。」

赤「なんだかきな臭いね。」

貴「・・・今何時でしたっけ」

緑「んーと、15時かな」

貴「15時・・・なるほど理解」

何やら1人で納得した様子のAさんに康二が詰め寄る。

橙「なになにぃ、1人で納得せんで？？どういうことなん？」

貴「いや、前に深澤さんが『15:00 事務所』って書いてあるメモを持ってて」

緑「なるほどねー、つまりはあいつのせいか」

橙「後で縛り上げなあかんな」