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紫「・・・これぇ？」
Aさんが選んだサングラスは、金ピカのミッ○ーのやつ。すんごい金ピカ。
いや、どんなものでもいいとは言ったけどさ、金ピカって・・・めちゃくちゃ目立つじゃん・・・可愛いんだけどね？Aさんが選んでくれたものだし嬉しいんだけどね？・・・金ピカって・・・
貴「お似合い、ﾌﾞﾌｯ、ですよ」
吹き出してるじゃん。喋ってる途中で笑っちゃてるじゃん。肩震えてるし。
紫「一回合わせてみよっか」
カチューシャをつけた状態でサングラスを目元に合わせてみた。
ミ○ーちゃんの可愛いカチューシャと金ピカのサングラスつけてる成人男性の図って結構きついんですけどそこんとこどう思ってますかAさん
貴「・・・なんか、夢の国感が薄れて地獄みたいになってる」
あからさまにドン引きしてるよね。まあそうでしょ、俺一応１７５cmあるからね？グループ内だと中間ぐらいの身長だけどそこそこ高さあるからね？そんな男がこんな格好してたらそりゃねぇ？
紫「だよね。夢感ないよね、ファンタジーのかけらもないよねこの組み合わせ。」
貴「ちょっと距離置いて歩きます？」
紫「やめろやめろ！この金ピカのサングラス選んだのAさんだからね！？」
組み合わせが悪いよね、それぞれ単品だったら可愛かったんだけど合わせちゃったから・・・美味しいものと美味しいものは一緒に食べても美味しいとは限らないから。時としてとんでもないゲテモノを生み出すからね。
貴「サングラス、やめときましょうか」
紫「そうね、それが1番安全・・・」
お互いになんとも言えない顔で、選んだサングラスをラックに戻した。
結果、俺はサングラスなしということになり、Aさんは俺が選んだサングラスで納得したようだった。
紫「んじゃあ俺お会計済ませてくるね！」
貴「じゃあ代金渡しときますね」
紫「え、いいよいいよ！俺女の子にお金出させない主義なんだよね。ほら、お財布しまって？」
決まったでしょこれ。かっこいいでしょこれ。心なしかドヤ顔をしてしまっているけど仕方ないよね！
貴「いやそんな主義知りませんし興味もないですしあなたに奢られるの嫌なんで払います。」
・・・今ね、俺の心にヒビが入った音したよ？これでも俺ガラスのハートよ？もうちょっと丁寧に優しく扱ってくれないとさ？
貴「はい、買ってきましたよ」
俺が打ちひしがれてる間にAさんはお会計を済ませてしまったらしい。マジでかっこつかないじゃん俺！！
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うさのすけ(プロフ) - 深澤リアコさん» ありがとうございます！作者の私もなかなかめんどくさい性格なので、「親近感が湧く」と言ってもらえてとても嬉しいです！少しずつにはなりますが頑張りますので、気長にお待ちくださいませ！ (2022年1月22日 15時) (
レス) id: 4a67e16777 (このIDを非表示/違反報告)
深澤リアコ - 私も夢主ちゃんみたいな性格なんで、親近感が湧いてきます。更新まっています。 (2022年1月22日 0時) (レス) @page16 id: 00c4a8b38f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさのすけ | 作成日時：2021年9月25日 0時
