『ご飯』 ページ4
貴方side
今日定時上がりでほんとよかった・・・残業とかしてたらご飯買いに行けなかったもんね。
貴「ただいまー、買ってきたよー・・・って、何事！？」
今までそこにいた動物たちはおらず、9人の青年たちが座っていた。
桃｢あっ！おけぇーり！！｣
貴｢・・・サクマくん、であってるのかな？｣
人間になれるっていうアレか・・・？よく見たら耳としっぽそのままだし・・・
桃｢そう！サクマだよー！人間の俺もかっちぇーっしょ！！｣
ふふん、とドヤ顔をするサクマくんは、どちらかと言うと可愛い顔つきなのだが・・・かっこいいの方が嬉しいかな？
黄｢一応、人間の姿も見せといた方がいいかってなって｣
貴｢あぁ、なるほど。｣
誰がどの子なのかを一致させた後、また動物の姿に戻った彼らにご飯をあげる。
紫｢おっ！これ俺のお気に入りのやつ！よく分かったじゃん、味の好みしか言ってないのに！｣
橙｢んー！！うんまい！これどこのやつなん！？｣
赤｢探すの大変だったでしょ、ごめんね？｣
貴｢いえいえ！喜んでもらえてよかった！｣
みんなニコニコしながらご飯を食べてくれる。かわいい。
それぞれのお皿が空っぽになったところで、こんな質問が飛んできた。
青｢人間になった時思ったんだけど、この家1人で住むには広くない？｣
緑｢確かに。仕事してるとはいえこんな大きい家に住むのは金銭的に大変だろうし・・・｣
彼らの言う通り、私が住んでいる家は一人暮らしにしては広い家。二階建てでトイレとお風呂は別、キッチンもIH。家賃が高くなるであろう高条件な家に住んでいる。
紫｢なに、彼氏でもいた？｣
貴｢ちがうよ！そういうの、無縁だから・・・｣
紫｢あ、なんかごめん・・・｣
貴｢いつか、たくさんのペットたちとここで暮らすんだって意気込んでここ選んだの！高収入なお仕事してるし経済面はよゆーよ！｣
どの子を迎え入れるか悩んでいた私にとって、ペット達の方から来てくれたというのは渡りに船だった。
桃｢なるほど、じゃあマジで俺たちと住んでも大丈夫なわけだ！｣
貴｢そういうことよ！｣
白｢Aさんかっこいい！｣
橙｢さすが俺らのご主人やな！！｣
ドヤ顔をすれば、キャッキャッと足元でヨイショしてくれる。かわいいから撫でておいた。
白｢Aさんの手、好き！もっとなでて！｣
橙｢おれもー！もっとなでてぇやぁ！」
桃「ずりぃー！俺も撫でてよぉ！」
・・・9匹全員が満足するまで撫でさせられました。
あなたのペットくん
サクマくん 「あっ！あそぼあそぼぉー！！！」
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うさのすけ(プロフ) - tubinさん» ありがとうございます！すごく励みになります！これからも楽しんでいただけるように頑張って更新していきます！ (2021年8月23日 15時) (
レス) id: 6a077b0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
tubin - すごくおもしろかったです！！ 無中になって読んでました!! 続きがすごく楽しみです!! 応援してます!! これからもがんばってください！！ (2021年8月23日 9時) (レス) id: 73a03e30c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさのすけ | 作成日時：2021年8月20日 16時
