『朝食』 ページ14
貴方side
翌朝、いつものごとく私たちを起こしにきてくれたフッカくんがちょっとしょぼくれながら声をかけてきた。
紫「昨日はごめんねAさん、俺も疲れて寝落ちしちゃった・・・」
貴「いやいや全然いいよ！」
そんなことを気にするなんて優しい可愛い子だな・・・
そう考えているうちに自然に目の前の可愛いもふもふを撫でてしまっていたようで、驚いたフッカくんは体が硬直してしまっている。
貴「あれっ、ごめん嫌だった？」
紫「え、あ、いや、そういうんじゃなくて、ちょっとびっくりしたっていうか、あんま経験ないから慣れないっていうか・・・」
慌ただしく言い訳を連ねるフッカくんの頭をもう一度優しく撫でる。
貴「じゃあ慣れてもらわないとだねぇ」
どうせ私のことだから、これからもいっぱい撫でちゃうだろうし・・・これはもう慣れてもらうしかないんだよフッカくん！
紫「・・・なんか、むず痒い気持ちになる・・・でも、悪い感じではない、かな・・・？」
桃「あ！！フッカだけなでなでされてる！ずるい！Aさん俺もー！！！」
貴「あーもう、飛びついてこないの！危ないでしょ？」
桃「んひひ、ごめぇーん！ほら、撫でて撫でてー！」
尻尾を振って私の周りで飛び回ってる元気な子をしっかり撫で回してから、ベッドから降りる。
黄「あ、Aさんおはよー！」
貴「あれ？ヒカルくんおめめ覚めてるの？ご機嫌いい感じだけど」
黄「Aさんが上でフッカとサクマといちゃついてる間に起きた。」
少しふくれっつらのヒカルくん、やきもちかな。
貴「ごめんねぇ、ほらヒカルくんもよしよしぃ！！」
黄「おわっ、ちょ、勢い強いってぇ〜」
満足げなご様子で何よりですよ、かわいいなぁ！！
緑「朝ごはんはなんとダテさんが作ってくれました！」
赤「僭越ながら。」
ダテくんの功績をなぜかアベくんがドヤ顔で紹介する。アベくんって思ったよりダテくんになつきまくってる節があるよね・・・可愛いな
貴「おぉ！我が家の食卓とは思えないほどの豪勢な朝ごはん！！すごい！！！」
いやマジでほんとにダテくん料理上手だな。セキセイインコ・・・なんだよね？
前に『元々は動物』だとか言ってたけど・・・こういう知識はどこで覚えるんだ？
赤「ほら、冷めちゃう前に食べよう？」
貴「いただきまーーす！！」
桃「いただきまーーす！！」
青「朝からうるせぇなぁマジで・・・」
貴「あ、ショウタくんはまだご機嫌斜めだったか」
あなたのペットくん
サクマくん 「あっ！あそぼあそぼぉー！！！」
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うさのすけ(プロフ) - tubinさん» ありがとうございます！すごく励みになります！これからも楽しんでいただけるように頑張って更新していきます！ (2021年8月23日 15時) (
レス) id: 6a077b0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
tubin - すごくおもしろかったです！！ 無中になって読んでました!! 続きがすごく楽しみです!! 応援してます!! これからもがんばってください！！ (2021年8月23日 9時) (レス) id: 73a03e30c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさのすけ | 作成日時：2021年8月20日 16時
