『寝落ち』 ページ13
貴方side
貴「フッカくーん！コージくん寝ちゃいそうだから回収してー！」
お風呂場から、リビングにいるフッカくんに救出を依頼する。
白「フッカさん、ダテさんと一緒に寝ちゃいましたぁ・・・」
八の字眉でそっとお風呂場に顔を出したのはラウールくん。人間バージョンのラウールくんはなぜか背がとんでもなく高いので、顔の角度を少し上めにしなければならない。
貴「あらま・・・他に寝落ちた子いる？多分ショウタくんは寝てるんだろうけど」
白「んと、あとはアベちゃんが寝落ちちゃってるよ！」
貴「あーあぁ・・・みんなお布団で寝てる？」
白「ショウタくんはソファ、アベちゃんは床で。2人は猫の姿で寝てるからいいけど、フッカさんは人間の姿のまんま床で寝ちゃったから動かすの大変かも」
貴「あ、寝ても動物に戻ったりとかはないんだねぇ」
とりあえずもうほぼ夢の中にいるコージくんをラウールくんに回収してもらって、こちらはヒカルくんを湯船に入れる。
貴「レンくんも・・・結構危ないね」
黒「すいません、なんか、すんごいねむくて」
貴「まああんだけ遊んだらねぇ」
もうすでに船を漕いでいるレンくんをできるだけ急いで洗う。もうこうなったらレンくんは湯船短縮しよう・・・
貴「はぁ・・・お疲れさまぁー」
白「お疲れ様ぁ」
なんとか寝落ち組をお布団まで運び、ほっと一息。
貴「ラウールくんはまだ眠くないの？」
白「僕はまだまだ若いんで！全然大丈夫です！」
元気そうで何より・・・でも、その若さアピールは私にも刺さるんだよラウールくん・・・
白「それにしてもみんなぐっすりだなぁ・・・なんか、こうやってみると可愛いぃ・・・」
布団に転がるもふもふたちを、いつもはもふもふ側のラウールくんが愛でている。
貴「・・・この光景、天然記念物として保護すべきでは」
白「Aさん、なんか言ったぁ？」
貴「なぁんにも言ってないよぉ〜」
白「そっかぁ〜。んふふ、レンくんもふもふ・・・」
どうやらレンくんがお気に入りのようだ。いつもくっついてるもんね・・・
今のうちに私もお風呂入るか！と意気込み、ラウールくんにその旨を告げてから準備をする。
私もショウタくんを追いかけ回したりして汗だくだもん・・・鼻が利くもふもふたちに申し訳なくなるのでさっさと入ってしまおう。
湯船の中でふと思う。
彼らは一体何者なのか。
その答えがわかっても、私は彼らと共に居られるのだろうか。
あなたのペットくん
サクマくん 「あっ！あそぼあそぼぉー！！！」
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うさのすけ(プロフ) - tubinさん» ありがとうございます！すごく励みになります！これからも楽しんでいただけるように頑張って更新していきます！ (2021年8月23日 15時) (
レス) id: 6a077b0cf7 (このIDを非表示/違反報告)
tubin - すごくおもしろかったです！！ 無中になって読んでました!! 続きがすごく楽しみです!! 応援してます!! これからもがんばってください！！ (2021年8月23日 9時) (レス) id: 73a03e30c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさのすけ | 作成日時：2021年8月20日 16時
