続、インターン-8 ページ10
.
朝方、目を擦りながら2人よりも早めに寮を出た
ﾌﾞﾙｰﾉ《ふぁぁ、本当…君のやる気には精霊の僕もビックリだよ…》
A｢おはよ、ブルーノ。珍しいよね、こんな朝に姿を現すなんて｣
ﾌﾞﾙｰﾉ《僕も久々》
基本精霊は夜に活動し昼は眠りにつくらしいのだが
最近の私は天使の個性を駆使しまくっているので
今日の補習で力量を定めたいとこうして姿を表している
肩にちょこんと腰掛け欠伸をする彼は頭時折揺らし、気を抜くと眠りに落ちそうだ
A｢先生、おはようございます｣
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢おはよう、光空少女｣
マイク｢グッドモーニング!!!!｣
プレゼント・マイク先生の声量でブルーノはビクッと肩を揺らし溜息を吐くと嫌そうに目を細めた
朝から元気だなぁ…先生
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢二人と一緒じゃなかったんだね｣
A｢驚かせてやろうと思いまして｣
マイク｢そりゃいいぜ!!!｣
今日の引率はオールマイトと警護のマイク先生だ
いつもは相澤先生なのだが…事件絡みの処理等々で学校を空けることが多いそうだ
その代理として2人が引率に選ばれたらしい
マイク｢遅せーーーーーよバッドボーーイズ!!｣
と、やっとここで轟くんと爆豪くんが登場
話しながら来ていたみたいだが仲は相変わらずだ
轟｢プレゼント・マイクと…オールマイト……と、またAか｣
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢今日の引率は私たちが行くよ｣
A｢またAかって、反応薄くない？てか酷くない？？｣
ドッキリ成功か失敗のどちらかだとすると半々だろう
爆豪くんも反応は前回よりも薄くてつまらない
先生方は引率の事情を彼らに説明し、バスへ乗るように促した
マイク｢早く仮免取ってホップステップヒァウィゴー!!｣
＊
会場へ到着するまでも何故か轟くんは浮かない顔をしていた
ブルーノはバスでの移動中私の空いている隣の席でぐーすか眠っており、それを見ていた私もいつの間にか瞼を閉じていた
爆豪｢おいコラ、クソ光女｣
A｢…ん、着いた？｣
私と爆豪くん以外はバスを降りており、起こしてもらっておいて悪いが気まづい
彼の顔を見ることは勿論出来ずに、隣で眠るブルーノを起こした
チッ、と舌打ちをすれば爆豪くんは無言でバスを降りて行き私はホッと息をつく
ﾌﾞﾙｰﾉ《全く…あの爆豪という少年が可哀想だ》
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 470人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
豪月いりな(プロフ) - 菜央さん» 菜央さんコメントありがとうございます！！お待たせしました♪私もコメント頂けると本当に嬉しいです！ありがとうございます♪ (2020年6月4日 20時) (
レス) id: f1ff8d38c6 (このIDを非表示/違反報告)
菜央(プロフ) - 楽しみにしていたので、お話の更新嬉しいです！頑張ってください(*´`) (2020年6月4日 19時) (レス) id: efeb3ba5b6 (このIDを非表示/違反報告)
豪月いりな(プロフ) - 菜央さん» 菜央さんコメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！！ちょっとスランプ気味で更新遅くなりますが頑張ります！！ (2020年5月4日 23時) (レス) id: f1ff8d38c6 (このIDを非表示/違反報告)
菜央(プロフ) - すごく面白い作品ですね！これからも更新がんばってください！！ (2020年5月4日 23時) (レス) id: efeb3ba5b6 (このIDを非表示/違反報告)
PEACH(プロフ) - 深海さん» 深海さんコメントありがとうございます！う、嬉しいっ…！！更新遅くなりますが、頑張ります♪ (2019年11月24日 21時) (レス) id: f1ff8d38c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：豪月いりな | 作成日時：2019年3月1日 0時
