風邪-3 ページ14
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A｢皆今日はありがとう！元気でたよ♪
移っちゃうと不味いし今日はもう皆ゆっくり休んで！｣
あまり長居させては皆に私の風邪を移してしまいそうだったので15分程で切り上げてもらった
皆にもし風邪を移してしまったとしても私の個性では治せない
私はリカバリーガールと同じく病気は治せないから困ったものだ
皆が私の部屋から退室していくのにも関わらず彼だけは座ったままその場から動かなかった
轟｢…A、マスクするからもう少しだけ傍にいてもいいか？｣
風邪が移ってしまうと言っても彼は大丈夫だ、としか言わなかったので私は諦めた
彼と話すのは何だか久しぶりだ
轟｢Aは眠かったら寝てていいからな？｣
轟くんは私のベッドの横に腰を落とし、また額を冷やしてくれた
A｢この時間まで寝てたから全然眠くなくて暇してた所だよ｣
轟｢そうか…なら、少しだけ話してもいいか？｣
A｢うん｣
そこまでお喋りでは無い彼が、話したいこと
轟｢神野区の前…合宿で夜に呼び出した事覚えてるか？｣
A｢覚えてるよ｣
あの日、夜に呼び出されて二人で話していた
轟くんが何か言おうとしていた所に爆豪くんが来て話は終わった
その時の話を、轟くんはしようとしているみたいだ
轟｢こんな時に言うことじゃないかもしれねぇけど、大体邪魔が入るからな…今言わせて欲しい｣
二人きりの静かな空間なだけに轟くんの声が響く
マスクをズラすと彼の整った顔が私の視界に入る
綺麗なオッドアイが私を捉えて離さない
轟｢俺は
Aが好きだ｣
自分の心臓の鼓動音がハッキリと耳に届く
えっ、と声を漏らすと彼はふわりと微笑んだ
轟｢今すぐ答えが欲しいわけじゃねぇ
俺がお前を好きだって事を知っていて欲しかっただけだから｣
何となく分かっていた
合宿のあのムードが、告白を思わせていた
だがやはり直接言われると恥ずかしいし
何と返事をしたら正しいのか分からない
轟｢わりぃ…どの道困らしちまったな｣
A｢いや、その…嬉しい、ありがとう…でも、私…｣
轟｢俺、頑張るから。俺の事…少しずつでいい
好きになってくれると嬉しい｣
出会った頃の君だったら絶対にこんな風に素直には話してくれないんだろうなって思った
あの時とは随分雰囲気も違う
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蜂蜜色(プロフ) - 豪月いりなさん» わかります。わたしもハイキューが最推しです！！ (2021年5月18日 23時) (
レス) id: 7ce87d3605 (このIDを非表示/違反報告)
豪月いりな(プロフ) - 蜂蜜色さん» 蜂蜜色さんコメントありがとうございます！そうです♪私もアニメ5期全力待機してます！！ヒロアカの小説書いてますけど、実はハイキュー！！神推しです笑 (2021年5月18日 23時) (レス) id: b64650177d (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - 及川さんのセリフですね！？わたしもハイキュー大好きなんです！！アニメ5期全力待機！！ (2021年5月18日 23時) (レス) id: 7ce87d3605 (このIDを非表示/違反報告)
豪月いりな(プロフ) - 沖亜さん» 沖亜さんコメントありがとうございます！そうです！！ハイキュー好きがいて下さって嬉しい♪完結しちゃって悲しいですけどめちゃくちゃ良い終わりで最高でした(泣)読んでくださってありがとうございました！ (2020年8月15日 17時) (レス) id: f1ff8d38c6 (このIDを非表示/違反報告)
沖亜(プロフ) - 風邪6のやつ及川さんと岩ちゃんの掛け合いのやつですよね？「岩ちゃんは俺のお母ちゃんですか？」ってやつですよね（笑）私もハイキュー大好きです！ (2020年8月15日 15時) (レス) id: 27e9ff1823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豪月いりな | 作成日時：2018年10月20日 19時
