必殺技-4 ページ22
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爆豪くんと2人で職員室まで鍵を届けに行き、ロッカーで着替えて一緒に寮まで帰ることになった
いつもの様に前を歩く彼の背中を私は見つめる
私は気になっていたことを聞いてみる事にした
A｢…あのさ、ここ2日間私の事避けてた？｣
爆豪｢…別に｣
彼は嘘をつかない
否定しないってことは…やっぱり避けてたのか
A｢なんで、避けてたの？｣
爆豪｢…｣
それから無言で寮に着いた
前と違って帰宅するのも、登校するのも学校と寮の距離が近い為爆豪くんと一緒に居られる時間も短くなった
登下校さえこれからは多分別々になるんだろうな
今日だって朝バラバラだったし…
私は方向が同じってだけで彼と登下校を共にしていた
これからは…関係ないもんな
私はそれが酷く悲しく感じた
いつからこんなに欲張りになっちゃったんだろ
梅雨｢あらAちゃん、お疲れ様。長い時間頑張ってたわね｣
女子の談話室を通るとそこには梅雨ちゃんや百ちゃん、お茶子ちゃんがくつろいでいた
百｢頑張ることはいい事ですが、無理は禁物ですよ｣
A｢気を付けるよ、ありがとう百ちゃん♪｣
お茶子｢…｣
何だか元気が無いお茶子ちゃん
どうしたのだろうか
A｢お茶子ちゃんどうかした？｣
お茶子｢へっ！？いや、…何でも…｣
…何でもない、って訳では無さそうだ
でも話したい訳でも無さそうなので私は取り敢えず″そっか″とだけ返し、自室へ戻って行った
制服から部屋着に着替えた所で部屋の扉をノックする音が鳴る
扉を開けるとそこには先程会ったばかりのお茶子ちゃんが立っていた
A｢…中入る？｣
お茶子｢うん｣
私は彼女を招き入れ、百ちゃん程美味しい紅茶では無いが市販の紅茶パックを使い、お茶子ちゃんの前へ紅茶を置いた
A｢で、どうしたの？｣
私が話しかけると彼女は少し後ろめたそうに話し出した
お茶子｢なんか…私変なの
今日パワーローダー先生の所にコスチューム改良に行ったんだけど…
そこにサポート科の発目さんも居てね
デクくんもコスチューム改良に来てて…
発目さんがデクの体型に合わせたベイビー？とか着せてったんだけど…
デクくんに触って体型を確かめたりしてて
なんか、もう胸がモヤモヤ…？しちゃって
発目さんいい人なのに、なんか…ダメだ私…｣
ゆっくりと話してくれたお茶子ちゃん
やっと彼女の本心が聞けた気がする
″恋″してんだなぁ
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PEACH(プロフ) - 花さん» 花さんいつもコメントありがとうございます！！嬉しいです♪頑張ります！！ (2018年9月9日 9時) (
レス) id: 86af6ee84d (このIDを非表示/違反報告)
花 - 番外編もとても面白かったです！ これからも頑張ってください！ 応援してます！ (2018年9月9日 0時) (レス) id: f54e411221 (このIDを非表示/違反報告)
PEACH(プロフ) - おかめ納豆さん» おかめ納豆さんコメントありがとうございます！！リクエストとても嬉しいです♪次の番外編の参考にさせて頂きます！頑張って更新しますのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年9月8日 20時) (レス) id: 8cae4f57af (このIDを非表示/違反報告)
おかめ納豆(プロフ) - こんにちは。いつも楽しく読ませて頂いてます。爆豪と轟と3人で旅行的な話が見たいです！これからも更新頑張ってください。応援してます。 (2018年9月8日 17時) (レス) id: d51de42f95 (このIDを非表示/違反報告)
PEACH(プロフ) - 花さん» 花さんコメントありがとうございます！番外編新しく書いたので、小説版のですが載せますね♪更新頑張ります！！ (2018年9月3日 17時) (レス) id: 8cae4f57af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豪月いりな | 作成日時：2018年8月8日 17時
