天使の任務 ページ8
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皆がお買い物に行っている日
私はお父さんと共にある場所に来ていた
A｢お父さん、私なんで山登ってるの…｣
登山とか爆豪くんと来て以来だよ
父｢あと少しだから頑張れ！｣
そう言い私の手を引く父
辿り着いたのは小さな山小屋だった
中へ入るとおじいさんからお父さんと同い年くらいの人まで幅広い世代の人が数人集まっていた
どうやらここに居る全員が″天使″の個性を持つ人達だそうだ
希少であるが為に狙われやすい…のに、こんな人数で集まっていいものなのか
「はじめまして、お嬢さん。なんの説明も無く呼び出してしまってすまんのう」
優しそうなお爺さんに私もぺこりと挨拶を返す
今回こうして集められたのは私の″天使の仕事″について話し合うためらしい
父｢担当地域があってな、父さんもたまに夜いなくなる時があるだろう？｣
A｢ほぉ、ガチめに浮気かと思ってたよ｣
父｢そんな事思ってたのか！違うぞ!?仕事をしてたんだぞ!?｣
だって決まった曜日に決まった時間に居なくなられてたらそうだと思うでしょ
「″天使″個性のわしらには使命があるのじゃ
代々それは引き継がれてきた
16の歳にそれは任されるのじゃ」
父｢その使命っていうのが″精霊、妖精″たちの治癒だ｣
A｢…はぁ？精霊？妖精？迷信じゃん｣
父｢俺らも迷信扱いだろ、そう変わらない｣
真剣な彼らの眼差しからして事実だ
でも精霊や妖精なんて見たことない
どうやって治癒なんて
｢それが″契約″により見えるようになる｣
なんて中二病チックな…
A｢″契約″って、何とですか？｣
｢″精霊″とじゃよ。お前さんの父親にもついてる。お主も″契約″を交わせば見えるようになる｣
妖精はパッと見、契約していなくても蛍の様に淡い光を纏って見えるそうだ
にわかには信じ難い
A｢ふぅーん…で、今日″契約″を結ぶんですか？｣
｢早い方がいいからな。必要なモノは揃ってる。後はお主の血を垂らせば完了じゃ｣
目の前にはボウルの中に何やら葉っぱの様な物達が色々入っている
魔女集会でも始めそうな勢いだな
周囲に置かれたロウソクに明かりが灯され
私はナイフを手渡され、言われるがまま″契約″の儀式を始めた
A｢いっ、…血を垂らして…
″我″契約″を結ぶ者なり、精霊よ姿を見せよ″｣
恥ずかしい、何だよ、どこの黒魔術だよ…
なんて思ったのは一瞬だった
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PEACH(プロフ) - かんなさん» かんなさんありがとうございます！うわぁ、嬉しいです(/ω＼)これからもドキドキしてもらえるように頑張ります♪ (2018年8月7日 21時) (
レス) id: 86af6ee84d (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 毎日、読ませていただいてます！どの回でもドキドキさせてもらってます！！これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2018年8月7日 20時) (レス) id: b7c52a193b (このIDを非表示/違反報告)
PEACH(プロフ) - ろくんろーるさん» ろくんろーるさんコメントありがとうございます！！嬉しいです♪頑張ります！ (2018年8月2日 18時) (レス) id: bd57d98d1a (このIDを非表示/違反報告)
ろくんろーる(プロフ) - 面白かったです。頑張ってください (2018年8月2日 18時) (レス) id: cd5461ce24 (このIDを非表示/違反報告)
PEACH(プロフ) - うりさん» うりさんありがとうございます！！とても嬉しいです♪頑張ります！ (2018年7月27日 9時) (レス) id: 86af6ee84d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豪月いりな | 作成日時：2018年6月27日 0時
