林間合宿-2 ページ19
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三奈｢轟、補助席似合わないね｣
彼らの前の席に座る三奈ちゃんが後ろを向きながら見ている
轟くんは青山くんに席を譲った代わりに補助席に座ることなったのだが
175cm程ある彼が背もたれの小さな椅子にちょこんと座っているのが何だか可笑しい
A｢ははっ、何だか可愛いや｣
轟｢？そうか？…Aやっと笑ったな
…この間は悪かった、踏み込みすぎた｣
A｢私こそ、ごめん｣
彼が悪い訳ではないのに謝らせてしまった
彼はきっともう″私の個性″について聞いてくることはないだろう
三奈｢何だか意味深な会話だけどあえてスルー!!
よし！青山のためにしりとりするぞー！｣
青山くんの酔いを軽減させるために皆でしりとりを始めたり、峰田くんの小説の話を聞いたり(結局そっちの話だったけど)や梅雨ちゃんの怖い話を聞いたりしていた
暫くして私達は休憩所に到着
尿意を我慢していた峰田くんはバスを1番に降りトイレを探していた
外に出ると青山くんの車酔いは良くなったみたいだ
よかった
｢よーう！イレイザー！｣
相澤｢ご無沙汰してます｣
相澤先生が頭を下げる
その目の前には2人の女性と子供が居た
｢煌めく眼でロックオン！｣
｢キュートにキャットにスティンガー！｣
｢ワイルド･ワイルド･プッシーキャツ!!｣
相澤｢今回お世話になるプロヒーロー″プッシーキャツ″の皆さんだ｣
…若いな、やる事が…
相澤先生が彼女達を紹介をする前にヒーローオタクな緑谷くんが興奮気味に解説を始めた
彼らは山岳救助等を得意とするベテランチームでキャリアは今年でもう12年にもなるそうだ
ﾏﾝﾀﾞﾚｲ｢ここら一体は私らの私有地なんだけどね
あんたらの宿泊施設はあの山のふもとね｣
彼女が指を指すのはここからとても離れた場所
お茶子｢え？じゃあ何でこんな半端な所に…｣
砂藤｢いやいや…｣
A｢まさか、ね｣
瀬呂｢バス…戻ろうか…な？早く…｣
私達は少しずつバスへと近寄る
｢今はAM9:30…早ければ12時前後かしらん｣
切島｢ダメだ…おい…｣
三奈｢戻ろう！｣
切島｢バスに戻れ！！早く！！｣
そう切島くんが叫び、皆一斉にバスへと走り出した
ﾏﾝﾀﾞﾚｲ｢12時半までに辿り着けなかったキティはお昼抜きね｣
相澤｢悪いね諸君、合宿はもう始まっている｣
私達の踏む地面は歪み始め、土流となり
森林へ突き落とされた
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PEACH(プロフ) - かんなさん» かんなさんありがとうございます！うわぁ、嬉しいです(/ω＼)これからもドキドキしてもらえるように頑張ります♪ (2018年8月7日 21時) (
レス) id: 86af6ee84d (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 毎日、読ませていただいてます！どの回でもドキドキさせてもらってます！！これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2018年8月7日 20時) (レス) id: b7c52a193b (このIDを非表示/違反報告)
PEACH(プロフ) - ろくんろーるさん» ろくんろーるさんコメントありがとうございます！！嬉しいです♪頑張ります！ (2018年8月2日 18時) (レス) id: bd57d98d1a (このIDを非表示/違反報告)
ろくんろーる(プロフ) - 面白かったです。頑張ってください (2018年8月2日 18時) (レス) id: cd5461ce24 (このIDを非表示/違反報告)
PEACH(プロフ) - うりさん» うりさんありがとうございます！！とても嬉しいです♪頑張ります！ (2018年7月27日 9時) (レス) id: 86af6ee84d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豪月いりな | 作成日時：2018年6月27日 0時
