夏祭りｰお茶子sideｰ ページ17
ーお茶子sideー
私、麗日お茶子はお祭りに来ています
さっきまでAちゃんと一緒に居たのですが
気づけば彼女の姿は無かった
その代わり只今偶然出会った緑谷くんと2人で…
そう、2人で！お祭りを回っています
緑谷｢光空さんどこに行ったんだろう｣
お茶子｢多分皆の所に戻ったんかな…｣
彼女は私と一番仲がいい女の子だと思う
きっと彼女は私の″気持ち″に気付いている
お祭りでデクくんに会えたりするかな…と辺りを気にしながら歩いていた
それを不審に思ったのか彼女は私を連れ出した
私の気持ちについて直球で聞かれると思ったが
彼女は私が話すまで待ってくれると言ってくれた
彼女は優しい
″恋″とか久しぶりすぎて、この気持ちが何なのか私自身まだ整理が着いていない
な･の･に
この状況は何なんだ
優しい彼女は要らない気を使った
変な汗止まらん…っ
緑谷｢皆？じゃあ大丈夫そうかな！もう花火が始まるみたいだけど、麗日さんはどうする？｣
お茶子｢へ、もうそんな時間かっ｣
時計を見てみるとあと5分程で花火が始まる時間となっていた
″僕いい場所知ってるからそこから見ない？″
というデクくんのアイディアで私達は近くの公園へ移動した
デクくんがまさかそんな提案をしてくれるとは思って無かったので胸が高鳴った
その公園は人気が少なく、穴場スポットかと思ったが既に先約が居た様だ
緑谷｢か、かっちゃんと光空さん！？｣
お茶子｢シーっ！デクくん、ちょっと離れて見よう｣
私とデクくんは2人から離れて花火を見ていた
…しかし花火よりも前に居る2人が気になってしまう
りんご飴を片手に花火に見とれるAちゃんと
その彼女の横顔に見惚れる爆豪くん
私よりもAちゃんの方が自分の気持ちに気づいた方がいいと思う
緑谷｢かっちゃんのあんな顔初めて見た…｣
お茶子｢あの二人いい雰囲気なのに…｣
緑谷｢そうだね…｣
デクくんは目を伏せ、顔を下へ逸らした
彼は轟くんと仲が良いから、きっと轟くんの気持ちを知ってる
そんな彼にとってこの状況は喜ばしいものではないのだろう
お茶子｢…花火、キレイだね｣
緑谷｢そうだね｣
私はわざとらしく話を逸らした
2人が気になるのは分かるけど、私も今結構ドキドキなシチュエーションなんだ
私は気付かれないように少しだけ
デクくんの側に寄った
顔が暑い…これが今の私に出来る最大限だ
END
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PEACH(プロフ) - かんなさん» かんなさんありがとうございます！うわぁ、嬉しいです(/ω＼)これからもドキドキしてもらえるように頑張ります♪ (2018年8月7日 21時) (
レス) id: 86af6ee84d (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 毎日、読ませていただいてます！どの回でもドキドキさせてもらってます！！これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2018年8月7日 20時) (レス) id: b7c52a193b (このIDを非表示/違反報告)
PEACH(プロフ) - ろくんろーるさん» ろくんろーるさんコメントありがとうございます！！嬉しいです♪頑張ります！ (2018年8月2日 18時) (レス) id: bd57d98d1a (このIDを非表示/違反報告)
ろくんろーる(プロフ) - 面白かったです。頑張ってください (2018年8月2日 18時) (レス) id: cd5461ce24 (このIDを非表示/違反報告)
PEACH(プロフ) - うりさん» うりさんありがとうございます！！とても嬉しいです♪頑張ります！ (2018年7月27日 9時) (レス) id: 86af6ee84d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豪月いりな | 作成日時：2018年6月27日 0時
