私の初仕事 ページ11
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A｢ただいまー｣
母｢おかえり！Aの″精霊″さんは！？｣
興奮気味で私を出迎えたお母さん
お母さんは″天使″の個性ではないので″精霊″は見えない
だが、信じている…″精霊″や″妖精″が存在する事を
A｢居るよ、ブルーノって言うの｣
母｢おぉ！！よろしくね、ブルーノちゃん♪｣
ブルーノちゃん…ね
ブルーノは一応男の子っぽいんだけど、まぁいいか
ﾌﾞﾙｰﾉ《陽気な母だな》
A｢うん、そうだね｣
今日は家族が一人増えた日、そして…
友達に″個性″がバレた日
轟『A、もしかしてお前の個性…
″天使″ なのか？』
周りに聞こえないように耳元で小さく囁かれた
私は肩がピクっと揺れてしまった
その行動は肯定しているのと同じだ
舐めてた、バレないと思っていた、迷信だと
誰ももう分からない時代だと、思っていた
それでも分かる人は居るから気を付けようと
でもそれはもっと年配の人に気づかれるのだと勝手に思っていた
″…何で…っ、″そう言うと彼は私の頭に手を乗せポンポン撫でた
轟『 無理に話す必要は無い、お前にそんな顔させるつもりじゃなかった…悪かった』
彼はそう言うとそのまま帰って行った
ﾌﾞﾙｰﾉ《彼は厄介だな、A気をつけろよ？》
A｢分かってる。けど彼は無闇矢鱈に誰かに話したりはしない人だよ｣
轟くんはそういう人だ
分かってる、大丈夫
たが、何故だか私は不安に駆られたままだった
＊
そして夜
今日は私の初仕事だ
隣街の山へ赴き、初めて精霊や妖精と対面した
真っ暗な森は物騒で怖かったが、川や木々から淡い光が集まって来てくれたので怖さはなくなった
ﾌﾞﾙｰﾉ《たまに僕らを見える人間や鳥、動物に襲われる事があるんだ。傷ついた彼らを癒してくれ》
ふわりと私の前に座る″妖精″
美しい羽が避けてしまって飛びにくそうだ
人間に使うのとは違う
丁寧に、慎重に治癒をした
《ありがとう》
その後も何人か治療し、私は初めての任務を終えた
A｢色んな精霊や妖精が居るんだね、驚いたよ｣
ﾌﾞﾙｰﾉ《あぁ、色々な種族が居る
これからは１ヶ月に1度のペースで任務を行う
林間合宿の時はお前の父が代わりに来てくれるそうだ》
A｢了解｣
私は光移動で家まで帰り、お風呂のあとはすぐに眠りについた
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PEACH(プロフ) - かんなさん» かんなさんありがとうございます！うわぁ、嬉しいです(/ω＼)これからもドキドキしてもらえるように頑張ります♪ (2018年8月7日 21時) (
レス) id: 86af6ee84d (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 毎日、読ませていただいてます！どの回でもドキドキさせてもらってます！！これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2018年8月7日 20時) (レス) id: b7c52a193b (このIDを非表示/違反報告)
PEACH(プロフ) - ろくんろーるさん» ろくんろーるさんコメントありがとうございます！！嬉しいです♪頑張ります！ (2018年8月2日 18時) (レス) id: bd57d98d1a (このIDを非表示/違反報告)
ろくんろーる(プロフ) - 面白かったです。頑張ってください (2018年8月2日 18時) (レス) id: cd5461ce24 (このIDを非表示/違反報告)
PEACH(プロフ) - うりさん» うりさんありがとうございます！！とても嬉しいです♪頑張ります！ (2018年7月27日 9時) (レス) id: 86af6ee84d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豪月いりな | 作成日時：2018年6月27日 0時
