月光とイナズマジャパンpart2 (ページ10)

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第49話ページ10

円堂たちや
監督たちが戻ったのは、
その日の夕方だった、

「…まさか、
本当に影山が絡んでいたとは…」

「うむ…」

「だが…、
今、そんな事を考えている暇ではない。

月島、次の相手はアメリカ代表だ。

決勝トーナメントに行くには、
アメリカとイタリアに勝たないと意味がない。

早速、情報を集めてくれ。」

「了解です、」

そして翌日、
アメリカ戦に向けての練習が始まった。

「あれが魔王・ザ・ハンドか～、
うーん、スゴい迫力…！」

「あったりまえです！
何せみんなで作った必殺技なんですから！」

「フフッ、そうだね～

アルゼンチン戦での戦いが
逆にチームを一体させたんだねぇ、

負けられない試合でも、
彼らならやり遂げそうだよ～」

光月は笑いながら、
練習に励むイナズマジャパンを見る。

「みんなで予選突破するぞ！」

「「「おう！」」」

「そうね、光月さんの言う通り！」

「私も頑張らないと、
追加のドリンク取って来ますね、」

冬花はそう言うと立ち上がって、
宿舎へと戻って行く。

栗松がボールを弾かせてしまい、
ボールはコロコロと転がって行く。

すると、トンッと誰かがそれを止めた。

「あ！すまないでヤンス！」

「久しぶりだね、」

ボールを止めてそう言うのは…

「ふ、吹雪さん！？」

日本にいるはずの吹雪だった…