今日:5 hit、昨日:7 hit、合計:24,259 hit
小｜中｜大
第74話 ページ35
〜翌日・病院〜
黒也は永眠している知美の手を握る。
「……店長…いや知美さん…
今まで、ありがとうございました。
安らかに…眠って下さい。」
そう言うと彼は手を離し、
部屋を出る。
すぐ横の壁には鬼瓦が背中を預けていた。
「…ありがとな、黒也。」
「…いえ、知美さんには
結構世話になったんで…。
娘さんのご冥福を願います。」
ペコッと一礼し病院を出る
黒也は強く拳を握り、下唇を噛み締める。
「…絶対ぇ、許さねぇ…
ガルシルド・ベイハン…！！」
「……」
近くにいた彼の妹であるクロミは、
静かに黒也の隣を歩く。
「必ず、捕らえるぞ」
「…わかっている。」
本当は殺したい気持ちがある。
…だがそうすれば自分たちは奴と同じになってしまう。
そう思えば、醜い気持ちも抑えられた。
そして…
アメリカ代表とアルゼンチン代表の試合。
一之瀬が欠場しアメリカが劣勢。
力及ばず、アメリカ敗退。
イナズマジャパンの
決勝トーナメント進出が決まった。
「決勝トーナメントまであと4日！
頂点(てっぺん)目指して特訓だ！」
「「「おぉ！」」」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
