純白。 ページ4
You side
「A、今から出かけられる？」
『え？どこに？』
「うーん。お洋服屋さん？」
なんではてながつくの。プロポーズくらいからウォヌくんの不思議くんが加速してる気がする。
車に乗ると、あまり行かないお洒落な街並みを走る。カフェの前に止めるとウォヌくんが後部座席の扉を開ける。
JS「ありがとう。この前ぶりだね、Aちゃん。」
MH「今日は僕たちも一緒だよ。」
「俺だけだと緊張するから二人が着いてきてくれるって笑。」
だから、どこに行くの。
着いたのはこじんまりとした真っ白の建物、入り口があるウィンドウに回ると見える純白のドレス。
「入ろ。気に入らなかったら何も手にしなくていいから。」
たしかにお洋服屋さんだけどだいぶ無理やり…。店員さんらしき人と3人はどこか懐かしそうに話している。
「ゆっくり見ていいから。」
しないはずなのに、思わずドレスの方に足が動いてしまう。
ばらばらに見て回っていると、ウォヌくんが一つのドレスの前で立ち止まっている。
首元や腕先まで繊細なレースが施されたドレス。
『あの、これ着てみてもいいですか？……あ、』
無意識に口から出てきた言葉に驚く。
「もちろんです。ご用意しますね。」
更衣室で着替えて、鏡へと視線を上げる。
『綺麗……、私じゃないみたい。』
「大変お似合いですよ。旦那さんお呼びしますか？」
『いや、だ、大丈夫です。』
私服に着替えて、靴を履き直す。
「これはただの独り言なんですけど、このドレスは私がデザインしたものです。姉がSEVENTEENのスタイリストで、私もインターンでアシスタントをしていたことがあります。ウォヌがAさんを連れてきてくれたことがとても幸せです。どうか後悔のない選択をしてください。」
更衣室を出ると、待っていたかのように立っていたウォヌくん。
「気に入らなかった？」
『ううん。あ、あのね、ウエディングドレス着たい。けど、あの、』
結婚式となるとまた話が違うと気づいてしどろもどろしてしまう。
MH「Aちゃん、SEVENTEENには専属敏腕カメラマンが二人いるんだ。ミンギュとソクミンって言うんだけど笑。二人が是非ウエディングフォトを撮りたいって言ってる。」
JS「ハニとスンチョルと僕はスタジオを探してる。だから、もしよかったら写真だけでも撮らない？」
「俺、Aのドレス姿が見たい。」
大きく何度も頷くと、作戦成功！ってハイタッチする3人。涙で前が滲んでた。
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そる(プロフ) - すずなさん» 楽しみにしてます！！ (2月11日 18時) (
レス) id: c372f2037e (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - そるさん» そるさま、コメントありがとうございます！私には勿体無いお言葉をありがとうございます♡またいつか更新するので気長にお待ちいただけたらうれしいです！ (1月26日 2時) (レス) id: 2b89f0e809 (このIDを非表示/違反報告)
そる(プロフ) - いつも楽しみにしてます！一番好きな小説です！ (1月24日 21時) (レス) id: c372f2037e (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - hifox0302さん» また素敵なコメントありがとうございます！始まりましたね〜！作者はまだ追いついてないのでお時間いただきますが、書きます！気長に待っててもらえるとうれしいです♡ (1月6日 22時) (レス) id: 2b89f0e809 (このIDを非表示/違反報告)
hifox0302(プロフ) - いつも素敵なお話をありがとうございます！ナナツアー始まりましたね！！寝起きドッキリのウォヌを見たcaratが奥さんとウォヌの生活についてこんなんかな〜なんて想像してるツイートなど見てみたいです！ (1月6日 16時) (レス) id: 957469a4be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずな | 作成日時：2023年12月15日 23時
