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A今日の賄いはおでんです。具の種類少ないごめん!
ジュンわ〜!ありがとう!
バーノンありがとう。あとで取りに行く。
ミニ寸胴いっぱいに出汁を取って、小鍋に少し分ける。出汁パックだけどね笑。昨日特売で買った大根とこんにゃく、私の好物の厚揚げ、冷凍してた手羽元を適当に切って、寸胴に掘り込むだけ!うーん、野菜がもう少しあった方がいいよなぁ。ポトフみたいになっちゃうけど、あ、チェヨンたちのおやつに焼こうと思ってたはんぺんも入れちゃおう。
CY「んー、はんぺんしゃん。」
『チェヨン起きたの。お熱はかれる?』
CY「できないの。」
『ふふっ、おいで。』
普段からお姉さん扱いしちゃうんだから、お熱で寂しいときくらい甘やかしてあげないと。
『ぎゅー、』
CY「いいにおいする。おなかすいた。」
『お、いいことだ。もうすぐおうどんできるよ?』
CY「はんぺんは?」
『アッパたちのおでんに入れたんだけど、食べたい?』
CY「うん。」
『じゃあ、ひとつヘリンと半分こしよっか。』
ピピピッ
『ん。37.6度。』
CY「もうげんき?」
『朝よりは元気だけど、もう少しねんねしてほしいなぁ。』
CY「んーー、」
『真ん中の数字が6になるまではソファかベッドにいてください。』
CY「はーい。」
熱があんまり長引かなくてよかったよかった。子どもの回復力にはいつもびっくりする。
ピンポーン
『はーい!』
VN「賄い取りに来た。あとこれヒョンから。」
紙袋の中には苺とプリン。横に入ってる箱が私のプティガトーか。苺はヘタまで取ってくれてる。ありがたい…。
『ありがとう。この鍋ごと持って行っちゃってほしい。あ、お皿あったっけ?』
VN「パーティのときの紙皿が余ってる。」
『おっけー。』
バーノンと話してると後ろから小さな衝撃。
HR「ぼのん。」
『ヘリナ、出てきちゃったの?』
HR「うん。」
VN「お、元気になった?」
HR「なったよ」
『まだお熱下がってないでしょう?笑』
VN「アッパのプリン持ってきたよ。じゃあね。」
HR「……ぼのんとあそぶ。」
『ふふっ、元気になったらね?よし、ご飯食べよう。』
お熱が高くて朝昼とまともに食べられなかったからか、二人で1玉食べてくれた。いちご4つずつとプリンも食べられていい子だったね。
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すずな(プロフ) - ゆにさん» ゆにさま、リクエストありがとうございます!お時間いただきますが、投稿をお待ちいただけたらうれしいです♡ (3月9日 21時) (レス) id: 2b89f0e809 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - いつも楽しく読んでいます!☺︎もしよろしければ、妊娠発覚や出産時のお話も読みたいです...! (3月8日 10時) (レス) id: 39bd297dc3 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - N。さん» こちらこそ書くのが楽しかったです!目撃オッパを実兄にするかも迷ったんですけど、ハニさんはその場で喧嘩売りに行くだろうなぁと思って笑、ジスオッパを召喚しました〜!周りにイケメンが12人もいるだけで大変なのに……強く生きてウォヌさん!笑 (2月12日 17時) (レス) @page28 id: 2b89f0e809 (このIDを非表示/違反報告)
N。(プロフ) - リクエスト応えていただきありがとうございます!!私の言葉足らずな文にもかかわらず、、。素敵なお話にして下さり嬉しいです!女の子の周りイケメン多すぎて、きっと元彼も出る幕ないですよね。まず兄にぶっ飛ばされる笑 (2月12日 7時) (レス) id: 033fb33b6a (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - ゆにっとさん» 返信遅くなってごめんなさい!本編を最後まで読んでいただけてうれしいです!温かい読者の皆さまに支えられて、ここまで優しい物語が書けたと思っています♡短編集にはなりましたがこれからもご愛読いただけたら幸せです! (2月11日 21時) (レス) id: 2b89f0e809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すずな | 作成日時:2024年1月28日 9時