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You side
大きな交差点を渡ると、一番家から近いコーヒーショップがある。
「なんか飲む？」
そう言われると思い浮かぶみんなの顔。
『差し入れしたら、あんまり良くないですかね？家出れるくらい元気なら働けたって、』
妖怪マイナス思考が暴れ始める。
「あいつらがそんなやつじゃないってAが一番わかってると思うけど。顔見たら喜ぶ。買っていこう。」
仕事しながらちびちび飲めるように、氷少なめのアイスコーヒーを3つ。
「Aは何にする？」
あ、自分の分忘れてた。メニューに視線を落とすと目に止まる臙脂色の文字。
『アップルシナモンラテでお願いします…！』
「甘いの珍しい。」
……期間限定って言葉に弱いもので。
ここは私が押し切って会計をさせてもらった。
「いただきます。」
『はい！』
薄手のコートにコーヒーのカップが様になってて見惚れてしまう。ウォヌさんが一番かっこいい冬がまた近づいてくるのを感じる。顔が赤くなるのを誤魔化すようにカップに口をつけた。
『んー！おいし、』
「よかったな笑。」
これはリピートしちゃうかもしれない。
DN「え！ヌナ！？」
『おつかれさま。』
帰宅ラッシュの時間帯だから混んでるかと思ったら、店内には顔見知りが一人だけ。
『迷惑かけてごめんね。』
DN「ヌナ、ごめんねじゃなくて？」
『ありがとう。おかげでだいぶ元気になった。』
ぱーっと晴れるような笑顔になった後、少し照れ臭そうにするディノ。本当に表情豊かで可愛い子。
JN「Aちゃん？」
『こんばんは。今日はありがとうございました！』
JN「いえいえ、ゆっくりできたならよかったよ〜。」
「改めて俺からもありがとう。」
JN「へへっ、ウォヌに言われると照れる。」
二人にコーヒーを渡して、裏に回ると洗い物をしてたバーノン。
『コーヒー、ここに置いておくね。』
VN「うん。……え、」
『ふふっ、心配かけてごめん。ゆっくりできたよ。ありがとう。』
VN「なら、よかった。あ、口滑らしてスングァンにAのこと言っちゃって、」
『うん。』
VN「負担になるかもしれないからAには連絡しないって宣言したのに、俺にはずっとAのこと聞いてくるんだ。」
バーノンを詰めてるスングァン。想像に容易い笑。
VN「スングァンと話すと明るい気持ちになる気がするし、もしよかったら連絡してみて。」
『うん。ありがとう。』
店内で待ってくれてたウォヌさんと合流して家に戻る。
「洗い物は俺がやる。」
「お風呂一緒に入ろう。」
「髪乾かさないと風邪引く。」
「寒くない？毛布かけるか？」
どうやらウォヌさんが過保護になってしまったみたいです。
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すずな(プロフ) - ゆにさん» ゆにさま、リクエストありがとうございます！お時間いただきますが、投稿をお待ちいただけたらうれしいです♡ (3月9日 21時) (
レス) id: 2b89f0e809 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - いつも楽しく読んでいます！☺︎もしよろしければ、妊娠発覚や出産時のお話も読みたいです...！ (3月8日 10時) (レス) id: 39bd297dc3 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - N。さん» こちらこそ書くのが楽しかったです！目撃オッパを実兄にするかも迷ったんですけど、ハニさんはその場で喧嘩売りに行くだろうなぁと思って笑、ジスオッパを召喚しました〜！周りにイケメンが12人もいるだけで大変なのに……強く生きてウォヌさん！笑 (2月12日 17時) (レス) @page28 id: 2b89f0e809 (このIDを非表示/違反報告)
N。(プロフ) - リクエスト応えていただきありがとうございます！！私の言葉足らずな文にもかかわらず、、。素敵なお話にして下さり嬉しいです！女の子の周りイケメン多すぎて、きっと元彼も出る幕ないですよね。まず兄にぶっ飛ばされる笑 (2月12日 7時) (レス) id: 033fb33b6a (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - ゆにっとさん» 返信遅くなってごめんなさい！本編を最後まで読んでいただけてうれしいです！温かい読者の皆さまに支えられて、ここまで優しい物語が書けたと思っています♡短編集にはなりましたがこれからもご愛読いただけたら幸せです！ (2月11日 21時) (レス) id: 2b89f0e809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずな | 作成日時：2024年1月28日 9時
