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DN side
開店準備中、作業がひと段落つくたびにヌナを見るウォヌヒョン。ヌナはやさしいあまり何かとトラブルに巻き込まれたり隠し事をするから、僕も気になる。
DN「ヌナ、また何かあったんですか？」
「昨日から様子がおかしい。」
DN「え？またお客さんとなんか？」
「いや、なんか、その」
そんな言いにくいレベルのことがあったのかと心配になる。
「……すごい甘えてきたんだよなぁ。」
DN「……はい？」
え？惚気？……心配して損した。
『ディノやー、これ運んでほしいー、』
DN「はーい！」
昼下がり。今日は土曜日だからお客さんが絶えることがほとんどない。手際良くティーカップを磨くヌナを横目に、クッキー缶の補充をする。
『いらっしゃい、ま、せ。』
MN「……A？びっくりした笑。」
すらっとした立ち姿。はっきりした顔立ちはウォヌヒョンとは正反対の印象で、こういう顔をうさぎ顔って言うんだっけ。
『ね、……ね、偶然。』
ヌナは明らかに戸惑ってる。
MN「昨日の今日、会うとは笑。」
昨日？……ヌナは同窓会に行くって言ってたっけ。この男の人は同級生ってことかな。
『こ、この辺に住んでるんですか？』
MN「ううん。先輩にホームパーティに誘われたから手土産をと思って。」
『……そっか。ごゆっくりどうぞ。』
MN「どれがAのおすすめ？」
『えっと、今の季節は桃のロールケーキがおすすめです。ホールもあるから人数多くてもおすすめです。』
MN「そんな敬語じゃなくていいのに。」
なんだろうこの空気感。男性は慣れたようにゆるやかな甘い視線を送っているのに、ヌナはそれを拒絶するように目を合わせない。……元カレとか？
MN「じゃあ、そのロールケーキとプリンをホールで。」
『かしこまりました。少々お待ちください。』
会計を終わらせて、テキパキと箱詰めをするヌナ。いつもならヌナの顔見知りが来たときは僕が箱詰めするんだけど、今日はなんだかヌナ自ら話す暇を作らないようにしてる気がするから、俺も別の作業をしてるふり。
『お待たせしました。……気をつけてお持ち帰りください。』
MN「ん。ありがとう。……あのさ、連絡先交換してくれない？昨日聞きたかったんだけど、Aすぐ帰っちゃったから。」
「あ、えっと、」
……明らかに困ってるヌナ。ヒョンを呼ぶ？僕が助けてもいいかな？
DN「ヌナ！ちょっとこっち見てほしいんですけど！」
『ん？わかった！……ごめんなさい。』
MN「……そっか。また来る。」
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すずな(プロフ) - ゆにさん» ゆにさま、リクエストありがとうございます！お時間いただきますが、投稿をお待ちいただけたらうれしいです♡ (3月9日 21時) (
レス) id: 2b89f0e809 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - いつも楽しく読んでいます！☺︎もしよろしければ、妊娠発覚や出産時のお話も読みたいです...！ (3月8日 10時) (レス) id: 39bd297dc3 (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - N。さん» こちらこそ書くのが楽しかったです！目撃オッパを実兄にするかも迷ったんですけど、ハニさんはその場で喧嘩売りに行くだろうなぁと思って笑、ジスオッパを召喚しました〜！周りにイケメンが12人もいるだけで大変なのに……強く生きてウォヌさん！笑 (2月12日 17時) (レス) @page28 id: 2b89f0e809 (このIDを非表示/違反報告)
N。(プロフ) - リクエスト応えていただきありがとうございます！！私の言葉足らずな文にもかかわらず、、。素敵なお話にして下さり嬉しいです！女の子の周りイケメン多すぎて、きっと元彼も出る幕ないですよね。まず兄にぶっ飛ばされる笑 (2月12日 7時) (レス) id: 033fb33b6a (このIDを非表示/違反報告)
すずな(プロフ) - ゆにっとさん» 返信遅くなってごめんなさい！本編を最後まで読んでいただけてうれしいです！温かい読者の皆さまに支えられて、ここまで優しい物語が書けたと思っています♡短編集にはなりましたがこれからもご愛読いただけたら幸せです！ (2月11日 21時) (レス) id: 2b89f0e809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずな | 作成日時：2024年1月28日 9時
