朝。 ページ31
WN side
Aさんとカトクを交換した。Aさんは夜型みたいで夜中の1時に送ったメッセージにすぐ返信が来てびっくりする。
今は朝の車内で、Aさんのトーク画面を開いてずっと無駄打ちをしてる。…通話に誘いたい。韓国と日本は時差がないから時間を合わせたら出来るかもしれない。
「……重いかぁ」
MG「……ん…？」
隣で微睡んでたミンギュが反応しちゃった。
「ごめん、まだ着かないよ。」
MG「んー」
こういうのは送ってしまったもん勝ちだよな。
ウォヌおはよう。今日か明日の夜、予定入ってますか?
ウォヌもしよかったら通話しない?
あー送った送った送っちゃった。
「おきろ、ミンギュ着いたよ。」
寝起きで目がほとんど開いてないミンギュと車を降りる。
まだエレベーターを降りたところなのに、もう騒がしい声がする。
HS「やーウォヌ！！」
DK「ヒョン！おはよう。」
こいつらか。朝から元気だな。
「おはよう」
最早ダンスバトルみたいになってるホシとドギョム。
ダンス練習の開始まで30分、スマホでゲーム実況を流しながらストレッチをする。
ピコンッ
「わっ」
思わず声が出た。
寝起きの白猫ちゃんのスタンプ
Aぜひしましょう〜!今日は18時くらいに家に帰ってきてると思います。待ってます。
小さくガッツポーズをする。
JN「ん？なんかウォヌ楽しそうだね。」
隣でストレッチしてたジュンがにこにこして話しかけてくる。
「うん。白猫に懐かれた。」
JN「わーいいなぁ。今度僕にも紹介してよ。」
「うん。いつかな。」
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作者名：すずな | 作成日時：2023年11月20日 16時
