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君へのメッセージ14 ページ15
・
「……」
届いた着信メールを見ながら
僕は少し困っていた。
年が明けてから何回か
千秋からメールが来ていたものの…
自分でも何でなのか分からないけど
全部無視していた。
…たぶん、面と向かって千秋と話すのは
メールと言えど怖かったんだろうと思う。
でも、さすがに5回以上無視したらヤバいかなとか
思って今回はちゃんと返信しようと思う。
ちなみにメールの内容は
______________
sub:宿題終わんねぇ…死ぬ
勉強会しようぜ〜
つーか、生きてるか…?
______________
…だった。
中学の頃から千秋とは
長い休みになると宿題が二人とも
中々終わらず、よく最終日近くなると
勉強会と評して写し会を催していた。
いつもなら「やろう、やろう」とすぐに
返事をするのだが…
今回は別だった。
千秋と上手く話せるのか、すごく不安だった。
だから、断ろうと思っていたけど
断ったら断ったでめんどくさそうだったので
仕方なくやることにした。
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作者名:氷愛 | 作成日時:2013年2月13日 21時