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君へのメッセージ12 ページ13
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「……はぁ、」
携帯を片手にため息を吐く。
今日は僕の誕生日。
今日というこの日まで一切
優奈からメールが来ない。
「ごめん」とか「行けなくなっちゃた」とか
謝罪のメールもないし…
不安な気持ちは積もる一方だった。
何でメールしてくれないの？
僕のことが嫌いだから？
そんなことばかり考えていた。
すると、手に持っていた携帯が光り
着信音がなった。
もしかして優奈？
そんな期待を胸に受信したメールの差出人を見てみると…
「稲瀬 遥」
遥からのメールだった。
裏切られた期待に「何だよ…」とか
思いながら内容を見てみる。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
sub:映画
俺は1時半からの見るけどお前は？
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「あ、そっか…遥も同じの見るんだっけか…」
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作者名：氷愛 | 作成日時：2013年2月13日 21時
