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君へのメッセージ11 ページ12




「♪」


千秋のプレゼントがすごく嬉しくて


上機嫌な僕は


家に帰ってから絵を描いていた。


時折、ペンダントを手にとって見ていると


お母さんが


「顔がにやけてるwww」と


僕を見て一人で大笑いするので


絵に集中した。


しばらくしてから


お母さんが「ペンダント見せて」と


言うので仕方なく見せた。


すると、


「あれ?曲がってる……あ、」


お母さんの言葉に驚き、振り向くと


ペンダントの鍵が折れていた。


「あ〜…折れちゃった。嘘だろ…もらったばかりなのに」


それまで上機嫌だったテンションが下がりに下がっていった。


折れた鍵を見てショックだったけど


それ以上に不吉な予感がした。


____もしかして、


これが僕と二人の結末だったりして。


……なんてね…

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作者名:氷愛 | 作成日時:2013年2月13日 21時

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