蒼い太陽～SJ～ (ページ10)

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You｢…あの、その国家秘密防衛組織SJて何してるんですか？そして、私がヒチョルさんにここに連れてこられた理由は何ですか？｣

RW｢国家秘密防衛組織SJは、って長いからSJにするね。SJは簡単に言うと国内のテロや大規模犯罪なんかを防ぐことを仕事とする組織。犯罪を防ぐのが、僕らの仕事ってことだよ。｣

HC｢まあ、組織の説明はそんなとこだ。で、俺がお前を連れてきた理由は、SJにお前をスカウトするためだ。｣

You｢へ？私に組織に入れと？｣

HC｢理解が早いな。まあ、そういうことだ。どうせ、就職先が決まらなくて困ってんだろ？｣

You｢なんでそれを知って…っ｣

HC｢さっき飲み屋のマスターに大声で愚痴ってただろ(笑)｣

You｢聞いてたの？恥｣

HC｢あんだけ大声出してたら嫌でも聞こえるわ(笑)で、どうだ？SJに就職してみないか？｣

就職先が決まるのは嬉しいんだけど、ここが本当はどんなところなのかなんて分かんないし…。

RW「Aさん。言いづらいんだけど、僕らの正体を知った人がこの組織に入らない、もしくは入れないなら、一生軟禁されるか、殺されるか、どっちかなんです。だから、入ってください。」

HC｢入れよ。素質あんだし。俺もお前を殺したくはないからな。｣

はぁ？入るしかないってこと？まだ、死にたくなんかないもの。

You｢……。入るしかないですよね？その条件なら。分かりました。入ります。｣

HC｢お、よく言ったな！！｣

RW「仲間になるなら、Aヌナって呼んでいい？あ、ヌナも敬語やめてよ？僕の方が年下なんだし。」

いつのまにかリョウクさん、タメ口になってるし…。

You｢いいよ。よろしくね。｣

ほんとはよろしくしたくないけど…。これからどうなんのよ!?

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