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にじゅうきゅうは終業式 ページ29

徹とちゃんと和解(?)して迎えた終業式。




徹も




「いや、俺のほうがごめんね。
無理矢理な感じで…でも!!俺のことは嫌いにならないでくださいっっっ!!」





って言ってたし。




…あれ、なんかどっかで聞いたことあるな。←




京治に会える、とかいろいろ考えてたらいつの間に終業式は終わっていた。




終業式が終わって教室に戻ると、みんな大好き及川くんの彼女ちゃんマキちゃんが来ていた。




「とーるくん、明日から東京で合宿でしょ〜?
なんかお土産とか欲しいなっ」




「うん、そうだよ!!そっかぁ…お土産ねぇ。
なるべく時間作るようにするからさ、もし買えなかったらごめんね?」




「ううん、やっぱりとーるくんが無事に帰って来ることが一番だから、お土産はいいかな」




「えー!!真姫ちゃんやっさしー!!そんなこと言われたら俺お土産買ってあげたくなっちゃうじゃーん!!」




うっわ、通常運転。←




「いいよ〜!!お土産なんて!!
ねぇ、とーるくん。しばらく会えないからぎゅーってして?」




「ん、いいよ〜!!はい、ぎゅーっ♡」




「ぎゅーっ♡とーるくんいい匂いするぅ」




「ほんと〜?真姫ちゃんもいい匂いするよ〜?」




オロロロロロロロロロロロロロロロロロロ←




…これを私と京治がやったら少しは美化されるのかなぁ。←




徹あんなこと言ってるけどやっぱりマキちゃんのこと暇潰しの道具として遊んでるのかな…




まぁ、そんなことどーでもいいんだけどね?




そんなことより早く京治に会いたい。









「及川先輩、明日誕生日ですよね?
あの、もしよかったらこれ…」




「えっ、いいの?」




「及川さーん!!私からもー!!」
「及川くん、はい!!プレゼント!!」
「徹先輩!!どうぞ!!」
「ちょっと私が先よ!!」



「わわっ、みんなありがとー♡」




「「「きゃあああぁあぁあぁああぁ!!!!」」」




…と、まぁ、こんな感じで体育館に入れない。




徹のファンの子達が我が先我が先と言わんばかりにプレゼントを渡そうとしている。




かれこれ5分は経っていると思う。




「あ、ちょっとみんないいかな?俺部活だから体育館入りたいんだけど…」




徹がそう言うと少しざわつく。




「えっと、部活見てていいからさ!!そのプレゼントは部活終わりでどうかな?」




徹の言葉にファンの子達は素直に彼から離れる。




「A、ごめんね?行こっか」




「あ、うん」




ファンの子達からコソコソとなにか言われている。

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麻香(プロフ) - ウサギくんさん» コメありがとうございます!!励みになりますヾ(*´∀`*)ノ (2017年3月16日 20時) (レス) id: 7d969b234f (このIDを非表示/違反報告)
ウサギくん(プロフ) - この小説最高です!!更新楽しみにしていますd(ゝω・´○) (2017年3月16日 20時) (レス) id: 0c41d29189 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麻香 | 作成日時:2017年1月28日 21時

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