月で繋がっていよう【赤葦京治】

にじゅうさんはお話※タイトル変更 ページ23

「じゃあ、今日はここまでー!!みんな片付けー」




徹が声をかけてみんな片付け始める。


もちろん私も手伝う。




「徹」




ネットの片付けをしている徹に声をかける。




「んー?どうしたの」




「片付けとか全部終わったら話あるんだけど、聞いてくれる?」




「お、珍しいね〜。なになに、告白?
アカアシくんより及川さん?浮気しちゃう?」




は?なに言ってんだこいつ。



自惚れてんじゃねぇよ、ゴミが。←




「それアンタも浮気になる。
まぁ、告白は100%ないけど。
絶対京治のほうがいいんだから!!アンタみたいなゴミと違ってね!!」←




「だから俺ゴミじゃないからぁ!!」




私はそう言ってボールの片付けをしている貴大達のところへ行く。




「貴大、手伝うよ」




「おー、ありがとな。
てか、お前及川のことほんとに嫌いだな」




貴大は笑いながら言う。




「いや、あんな奴嫌いになる以外選択肢ないでしょ」




「ぶっwwwまぁ、わからんでもないな」




「もし貴大が女子だったらあんな奴好きにならないでしょ?」




「そうだな。顔だけの奴嫌いだし…
あんなに女ころころ変えやがってな」




貴大は呆れたようにため息交じりで言う。




「ほんと、呆れ通り越して尊敬するわ」





相手の気持ち考えろよって感じだよ、ほんと。


あんなゴミに引っかかった女の子が可哀想で仕方ない。




「で?噂のアカアシくんはどうなの?」




「京治?あんなタラシとは正反対だよ。一途!!
ほんとに私だけって感じ!!

京治すごいモテるけどさ、告白全部断ってるし」




嬉しいよね、素直に。私だけって!!




「へぇー?写真とかないの?
あの時興奮しすぎて考えられなかったけど、」




いや、バカかよ。←

あの時から今まで結構時間あったよ???




「あ、うん、もちろん。
じゃあ、貴大だけ先に見せてあげるね?」




「マジか、やったね」




私はジャージのポケットからスマホを出す。




「…はい、これプリクラね」




今日同じクラスの子に見せたものと同じのを見せる。




「えぇっ!?イケメンじゃん!!!!」




「ちょっと!!声大きいってば!!抑えてよ!!」




「あぁ、…ごめん」




「もー…次はSNOW」




「っはー…普通にイケメンだな」




でしょでしょー?

あんなゴミとは比べものにならないよ。←


まぁ、あのゴミも顔は上の上だと思うけど京治も同じくらい…いや、上の上の上かな。←




「トドメは無加工!!」




「無加工でもイケメンかよ!!」

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