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次の日、朝私は委員会の仕事で早く学校に行くと、桑原君がいた。
貴『おはよう、桑原君』
桑原「おはよう、はやいんだな」
貴『ちょっと仕事でな。桑原君は朝練?』
桑原「あぁ。ちょっと早く来ちまったけどな」
貴『そっか』
そんな他愛のない話をしていると、桑原君が切り出した。
桑原「あのさ」
貴『どうしたの?桑原君』
桑原「いや、その…ジャッカルでいいぜ」
貴『え?』
名前で呼ぶってこと?
桑原「その…嫌だったらいいんだが」
貴『…わかった。ジャッカル君』
そう言うと彼は嬉しそうにした。
貴『好きなんだね。名前で呼ばれるの』
桑原「あー…」
ジャッカル君はちょっと気恥しそうに頬をかいていった。
桑原「そりゃ嬉しいだろ…好きな人に名前で呼ばれたら…」
貴『?ごめん…もう一回いい?』
私が聞き返すとジャッカル君は一気に顔を赤くし手を大きく降った。
桑原「いや何でもねぇ!あっ俺朝練だから行くわ!」
ジャッカル君は荷物を掴んだ。
貴『あっ頑張ってね!ジャッカル君!』
桑原「っ!おう!」
そう言うと彼はダッシュしていった。
それから一ヶ月後、彼に告白されるとは、思ってもいなかった。
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ジャッカル君でした!
お誕生日おめでとうございます!
伊武深司 Happy Birthday!→←ジャッカル桑原 Happy Birthday!
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作者名:ブラックトランペット | 作成日時:2019年6月29日 15時