続き ページ27
どうしようか考えていると、ユウジがこらえきれなくなったように笑い出した。
一氏「ぷっ…はははっ!お前めっちゃおもろいわ!」
貴『?』
私は驚いて何も言えなかった。
貴『え…あ…なんで?』
一氏「お前ずっと百面相しとるやん!財前の姉とはおもえへんで!」
私がまだ戸惑っている間ユウジはずっと笑っていて、私の肩を軽く叩いてきた。
貴『な、なぁ、ユウジ…?』
一氏「あ…スッ…スマン…」
ユウジは我に返ったようにハッとして私から目を逸らした。
一氏「わ…悪かったな…」
貴『べ…別に…』
お互いに気まずくてそれぞれ反対の方向を見ていた。
すると、手に暖かい温もりを感じた。
パッと自分の手を見ると自分の手の上に、意外にも男らしい手が重なっていた。
驚いてその方ばかり見ていると、ユウジが顔を真っ赤にして言った。
一氏「かっ、勘違いすんなや、小春の手の温もりを感じ取っとるだけや」
貴『そっ…そか…』
これは、勘違いしてもいいのかな。
オマケ
金色「んもう、ユウくんのヘタレ!」
白石「折角二人にしてやったんに…」
財前「どーでもえぇっすけど、先輩の事、兄にしたくないっすわ」
全て仕組まれていました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ユウジでした!
お誕生日おめでとうございます!
向日岳人 Happy Birthday!→←一氏ユウジ Happy Birthday!
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作者名:ブラックトランペット | 作成日時:2019年6月29日 15時