俺の心が揺れたということは、 ページ3
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上司から、吞みの誘いが来た。
誘われるがままきた居酒屋には、
2人の上司と、3人の後輩。
「永瀬の挫折を祝って！」
「これからの成長を願って！」
「乾杯！」
こんなんで美味い酒になるわけもない。
値段の安い発泡酒ばかりを煽る。
「永瀬さん、食わずに呑むと酔いますよ！」
後輩の制止なんか聞きたくもない。
おれは酔わないし、
酔ったとしても普段通りに過ごせる。
...嘘。
イライラしてるだけだなんて、
自分でだってわかってる。
だから、
なんでこんなことになったのかは理解しかねる。
「永瀬は彼女とかいないの？」
「...おりますよ、」
「まじか！」
さんざんあいつとの話をさせられた。
「大阪に彼女いるんだ！いいなあ...」
「どうやって作ったんすか？」
男ばかりの部署で、
彼女持ちは羨望の対象にしかならない。
こいつらに話したら、
どう面白おかしく尾ひれがつくかわからない。
あいつのことを勝手に話されるのは、
自分のプライドが許さなかった。
「でもなぁ...」
「永瀬、一年はこっちだろ」
「彼女誰かにとられたりとかしてたりして」
「浮気とかされてそうですよね！」
よくある恋愛ドラマのような話で、
盛り上がる先輩と後輩。
思わず、険のある口調になった。
「馬鹿にせんといてください」
後輩がおれの口調に気づいてばつが悪そうにグラスを置く。
そして自分で気づいて愕然とした。
おれの心が揺れたということは、
...あいつが待ってるって、おれは信じられてない。
そんなふうに考えてる自分に、
またなぜだか苛々して、
目の前のグラスを一気に煽った。
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考えずにはいられないから、困る。→←遅い？...わかってる。
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ましろ(プロフ) - myyn15さん» 続編ですが、作らないつもりです。自分が廉くんでかけるのか試したかっただけなので...すみません、またいずれ廉君はかくと思うのでそれまでお待ちいただけると嬉しいです(^^) (2017年1月20日 20時) (
レス) id: b4cfddb87b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - myyn15さん» コメントありがとうございます。未完なかんじにした理由ですが、あえてもやっとした終わり方でこの後を読者様に創造していただきたくて... (2017年1月20日 20時) (レス) id: b4cfddb87b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 心愛さん» コメントありがとうございます。素敵といっていただけて嬉しいです！続編ですが、作らないつもりです。自分が廉くんでかけるのか試したかっただけなので...すみません、またいずれ廉君はかくと思うのでそれまでお待ちいただけると嬉しいです(^^) (2017年1月20日 20時) (レス) id: b4cfddb87b (このIDを非表示/違反報告)
myyn15(プロフ) - 読ませていただきました。個人的にはここで終わり？というように感じました。廉くんが会社に行った場面や二人のその後が見られたら嬉しいです。不器用な二人なりの愛があって、大人な恋愛だなぁと思いました。 (2017年1月19日 23時) (レス) id: 8aa3ebfe3c (このIDを非表示/違反報告)
心愛(プロフ) - 素敵な小説でした！良ければ続編を希望します！ (2017年1月19日 18時) (レス) id: d8dfb27e58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましろ
| 作成日時：2017年1月13日 17時
