思った以上に心に刺さった。 ページ13
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ベッドに入ると、ベッドサイドで光る携帯。
...重岡さんやん。
あっちから連絡なんて珍しい。
『廉、元気にやっとる?』
『忙しいん?』
...どういうことだ。
どういう意味か考えているうちに、
突然先輩から電話がかかってきた。
驚いて携帯を取り落としそうになりながらも、
通話ボタンをタップする。
「もしもし」
「あ、廉?」
「はい、なんすか」
「既読ついたのに返信くれんからさ」
そりゃ突然忙しいん?とか聞かれたって。
意図を図りかねて返信を迷っていただけだ。
「直球いくで?」
「はい?」
「あんさ、今Aちゃん限界やねん」
「...え、」
「社内でいろいろあって、」
「Aちゃんがさ、」
「俺と廉と、二股かけとることになっとる」
「同期の子たちが結構敵視してて、」
「今結構きついと思うねん」
なのに廉いないやろ?という重岡先輩の言葉は、
思った以上に心に刺さった。
「廉しか多分おらんねん、」
「Aちゃんの支えになれるん」
「電話だけでもしたったりしてや」
「どうせお前らのことやから、ろくに連絡取ってへんのやろ」
アホそうな重岡先輩がそこまで見通していたことに驚く。
そしてAが、
おれしか支えになれない雰囲気を出しているくらい、
弱っていることにも。
やっぱさ、俺が調子乗るとええことないのな。
お前の忠告通りや。
見透かされていることが嬉しくも悔しくもあるけど。
おれの中で、ある決心がついた。
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ましろ(プロフ) - myyn15さん» 続編ですが、作らないつもりです。自分が廉くんでかけるのか試したかっただけなので...すみません、またいずれ廉君はかくと思うのでそれまでお待ちいただけると嬉しいです(^^) (2017年1月20日 20時) (レス) id: b4cfddb87b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - myyn15さん» コメントありがとうございます。未完なかんじにした理由ですが、あえてもやっとした終わり方でこの後を読者様に創造していただきたくて... (2017年1月20日 20時) (レス) id: b4cfddb87b (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 心愛さん» コメントありがとうございます。素敵といっていただけて嬉しいです!続編ですが、作らないつもりです。自分が廉くんでかけるのか試したかっただけなので...すみません、またいずれ廉君はかくと思うのでそれまでお待ちいただけると嬉しいです(^^) (2017年1月20日 20時) (レス) id: b4cfddb87b (このIDを非表示/違反報告)
myyn15(プロフ) - 読ませていただきました。個人的にはここで終わり?というように感じました。廉くんが会社に行った場面や二人のその後が見られたら嬉しいです。不器用な二人なりの愛があって、大人な恋愛だなぁと思いました。 (2017年1月19日 23時) (レス) id: 8aa3ebfe3c (このIDを非表示/違反報告)
心愛(プロフ) - 素敵な小説でした!良ければ続編を希望します! (2017年1月19日 18時) (レス) id: d8dfb27e58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作成日時:2017年1月13日 17時