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「うわーん！怖いですよ！怖いに決まってるじゃないですかぁ！」
「え、え、」
さっきから、え、ってそれだけしか言わないジュンフィ。
ていうか何なの、怖い。
帰りたい。
なんで誰もいないの。助けて…
ぐずぐず泣く私と、目の前でオロオロしてるジュンフィ。
もう嫌だ…
「わ、私帰ります！帰りたい！」
「え、あ、だめ！」
「なんで！ジュンフィ怖いです！」
「待って、待って、お願い待って」
ベンチから立ち上がって走り出そうとしたけど、ぐいっと腕を引っ張られて、
そのままボスンとジュンフィの胸の中へ。
「わ、ごめんなさいAさん」
「わー！もうやだー！怖いです！ジュンフィ怖い！」
「ふふ、可愛い」
「かわ、かわいい！？ひどい！ジュンフィ怖いです！ひどいです！」
「ちょっと落ち着いてくださいAさん、深呼吸して」
ジュンフィの腕に抱かれたまま、深呼吸をする。
吸って、吐いて、吸って、吐いて
目を瞑って深呼吸をしていたら、いつの間にか両手はジュンフィに握られて、ゆっくりとベンチに導かれた。
座って、と言われて素直に座る。
目を開けると、また私の前に跪いて私の顔をのぞき込むジュンフィ。
「落ち着きましたか？」
「…はい、おちつきました」
「ふふ、Aさんって面白いですね」
「よく言われます」
さっきも言われたもん。ジフンに。
「って、あれ！？」
「えっ、なんですか」
パニック起こしてスルーしちゃってたけど、今さっき。
「ジュンフィ笑いました！？」
「へ？ああ、笑いましたね」
ふふ、とまた目を細めて笑ったジュンフィ。
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むーん(プロフ) - ゆんさん» ゆんさんこんにちは〜！嬉しいお言葉ありがとうございます；；ゆっくりにはなりますがこれからもぽちぽち更新していくのでまたぜひのぞいてやってください〜！コメントありがとうございました(^^)！ (2016年7月6日 22時) (
レス) id: f23a0a8e82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - むーん様の書くお話が本当に好きで毎回キュンキュンしています！これからも素敵なお話をよろしくお願いします。ジュンくんの番外編楽しみにしています〜^^いきなりのコメント失礼しました (2016年7月5日 23時) (レス) id: 710c56be2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むーん | 作成日時：2016年6月25日 16時
