私を助けてくれたのは学校でモテモテの王子様達でしたすとぷり (ページ35)

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ミニLIVE？ページ35

な「俺達音楽部はさ、主な活動はSNSなんだけどさ、体育祭では特別にミニLIVEを開催するんだ」

ミニLIVE？
普通に凄いやん...

『つまり、私がその時に使う衣装を作ればいいということですか？』

な「そういうこと。今年は例年に比べて手伝ってくれる人が少なくてさ、何となく黒美さんならできるかな。って思ったんだ」

いや、それ偏見じゃないですか
なんですか、なんとなくって
ま、どうにでもなれ！！

『よく分からないんですけどとりあえずやればいいんですよね？お手伝いさせていただきます』

な「ほんと！？嬉しいし、凄く助かるよ！！」

ななもり先輩が凄く嬉しそうで良かった
安心したのか空気が少し緩くなった気がする

にしても今何時だろ...

『げっ、もうこんな時間』

こ「女気のない声だね」

『青谷くん煩い。それじゃあ私はこれで失礼します！！』

そう言いダッシュで音楽室を出ていった

ＮＯside

な「いいんじゃない？」

こ「うん、もう校門出たみたい」

青谷が報告するとその場にいた全員が肩を落とした

る「どうなるかと思いましたけど、意外に大丈夫でしたね」

莉「さとみくんも、ジェルくんも出ていいよ」

と赤坂が言うと黒美が鞄をかけていた所の近くから桃崎が、入口から朱山が出てきた

さ「いやーヒヤヒヤしたな...」

ジェ「やっぱり？さとちゃんもそう思うよなー」

2人は苦笑いをしながら他の4人の所へと来た

る「にしても驚きましたまさかなーくんが

黒美さんを盗聴しよう。なんて言いだすんですもん」

な「まぁ俺にも色々あったんだよ苦笑
にしてもよくさとみくん音でなかったね」

黄金はちょっと(どころではないが)引いた顔をしているが紫森は華麗にスルーした

さ「まあガヤガヤしてた時に仕掛けたから、割とバレなかっただけであって静かだったら、俺絶対無理だったわ」

そうこの会話を見てわかるように桃崎か黒美にバレないように黒美が鞄を掛けた付近で待機し、そこからこっそりと盗聴器を仕掛けたのだ

ジェ「ていうか、ポットのやつアドリブやん！俺聞いてないもん！」

こ「いや、昨日の作戦会議の時るぅとくん話してたじゃん。ジェルくん大丈夫？」

青谷は種山の記憶力の悪さに大きくため息を吐いた

莉「あはは、ていうかそろそろスタンバった方がいいんじゃないかな？確かに、時間はあるけど一応早めに...ね？」

赤坂の提案に対して全員が頷いた