私を助けてくれたのは学校でモテモテの王子様達でしたすとぷり (ページ23)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:105,562 hit

遠井先輩？如月先輩？ページ23

私は部活には入ってないためいつもなら、早く帰ってお父さんの分のご飯を作るのに余裕ができる
それなのに

『どうして、委員会なんて入ってんだか』

今日はぱぱっと作れる物がいいな
野菜炒めとかいいなー

と夜ご飯のことを考えながらC組に向かうことにした

『失礼しまーす』

と扉を開けると茶髪の女の人がいた

？「あ、そこら辺適当に座ってていいよ。もう少ししたら全員来ると思うし｣

あれ？この声どこかで...
あ、もしかして

『遠井先輩...？』

と小声で言うと聞こえてたのか遠井先輩(仮)がものすんごい顔で私の方を見てきた
あれ、もしかして名前違う...？

あ「その様子だと私のこと知らないししょうがないか、私は如月あかね。遠井って言うのはジェr...クラスメイトがつけたあだ名なの」

そういう事だったのか
ってか私はものすんごく失礼なことしちゃったよね
やばいやばい

『そうだったんですね、ごめんなさい。なんも知らないで...』

どうしよう殺されるかな...((遠い目))

あ「ううん、全然気にさなくて大丈夫だよ！！その代わりとは言ってはあれだけど名前教えて欲しいな｣

と少し遠慮気味な声でかえってきた

『黒美です、黒美Aです。よろしくお願いします如月先輩』

と挨拶をすると

あ「あかねでいいよ、よろしくねAちゃん」

あかね先輩は優しく微笑んだ
その顔はすごく綺麗だった

そして何分かして人が集まってきたので委員会が始まった

内容はそんな大したことではなく、制服の着こなしをよく見とけという事だった

なので活動時間は3分もなかったと思う
果たして呼び出す意味はあったのか？

さっさと帰るべく椅子から立ちがあがった
所背後からあかね先輩に声をかけられた

あ「あ、Aちゃん良かったら連絡先交換しない？」

『勿論いいですよー』

「これも何かの縁だしねー」とつぶやきながらケータイのQRコードを差し出してくれた

あ「お、来たそれじゃあまたね、Aちゃん」

『はい、また』

あかね先輩と別れて今度こそ家に帰ることにした