攻撃力。 ページ20
＊
えっ、突然の名前呼びとか可愛すぎじゃない...?
反則だよイエローカードだよ。ちょっと。
「もう1回呼んで」
「は、恥ずかしからいやです」
「お願い、呼んでほしい」
「.....て、てひょな、?」
レッドカード!!
全身の血液という血液が顔に集まってもう鼻血出そう。
あ、....
「てひょなっ!?」
「ごめ、ティッシュちょうだい.....」
って、またテヒョナって呼んでくれた.....。
こいつ本当に可愛い、大好き。
そんなこと考えてぼけーっとしていれば箱ごと渡されたティッシュ。
1枚2枚じゃなくてババっと五枚近く取り慌てて鼻を抑える。
どっちの穴から出たか分かんないから両方塞いじゃって息できないけど。
どくどくと脈打ちながら身体を出ていく血液たちはみるみるうちに柔らかい白をじっとり赤へ染めていく。
抑えてる手が段々自分の体液で重みを増し取り替えようと膝に置いた箱に手を伸ばした。
するとそこは予想外れの湿っぽい感触。
おいこれってまさか。
「シーツに付いちゃってますよ!」
うわあ...やっぱりやらかしちゃったよ....。
ジニヒョンには絶対怒られるだろうな。
待っててください!と言うなりジョングガはティッシュを適当な枚数持って部屋を出て行った。
どうしたんだろ、まさかちくらないよね...?
まさかまさか。
1分もしないうちにジョングガは部屋に戻ってきたと思うと片手には水を含んださっきのティッシュ。
避けてくださいと言われ鼻を抑えたままベッドを降りるとシーツを剥がしティッシュでトントンと軽く叩いて真っ赤なシミを綺麗に落としてくれた。
血の匂いはまだ香っているけど洗濯すれば取れるだろう。
「ありがとジョングガ....これでジニヒョンにころされなくて済む」
「大袈裟ですね。どういたしまして」
「ていうかさ」
「?」
「さっきすごい自然に俺の名前呼んだよね」
「いつですか?」
「鼻血出た直後。てひょな!って」
「.........あ〜......ごめんなさい」
「謝んないでよ嬉しいのに!」
「そうですか?」
「じゃーあ、今度から二人きりの時はテヒョナって呼んでよ、それがいい」
「慣れないですよ....」
「慣らすの! そのうち平気になるって」
「....頑張りますね、...テヒョナ」
「よくできました」
そのあと催促しすぎて２時間鼻血止まんなかった。
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すぴやな(プロフ) - しあテテさん» しあテテさん! 読んでくれてありがとうございました(^^*)はい、次作も良ければ☆ﾟ (2018年1月10日 13時) (
レス) id: 55e82045e4 (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - 終わっちゃった(/_;)でも楽しかったまた機会があったらｖｋｏｏｋを是非＾＾♪ (2018年1月10日 12時) (レス) id: dd2f12fea2 (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - すぴやなさん» わーい楽しみにしてます♪ (2018年1月2日 21時) (レス) id: dd2f12fea2 (このIDを非表示/違反報告)
すぴやな(プロフ) - しあテテさん» もしかしたら別の作品でまたvkookするので泣かないでくださいw (2017年12月29日 17時) (レス) id: 55e82045e4 (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - いやああああああああああああ終盤だなんて(ウルウル）←ぐったんうるうる攻撃ｗ (2017年12月26日 13時) (レス) id: dd2f12fea2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すぴやな
| 作成日時：2017年10月22日 13時
