背中の傷は… ページ6
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『てっちゃーん!』
Aがてっちゃん呼びする時はロクなことないんよなぁ…
て「編集は代わらんぞ?」
『まず頼まんから安心し?笑』
て「えー、じゃあなに?」
買い出しか?
それとも新しい十字架の提案か?
出来れば前者であってくれ。
『昨日出っ歯と河原で遊んできたんやけど、背中から派手にいってさ…絆創膏と湿布を貼ってもらえないだろうかと。』
全然違ったし 笑
つか、なにしとんこいつら 笑
て「小学生。」
『てつやには言われたくないわ。笑』
て「見してみ?」
『ん。』
くるりと背中を向けたA。
黒いTシャツを軽くめくって確認すると確かに赤い跡が数ヶ所。
肌が白いと余計に目立つな。
て「あーあー…綺麗な背中が…」
触りてぇなと思った時には
既に俺の指はAの背筋をなぞってて。
『ひゃ…!もう!!何するんよっ』
て「あ、背中弱いんか 笑」
『もういい…ちゃんとやってくれる人に頼むわ。』
俺から逃げようとするAの腕をぐっと引き寄せるとAの身体は簡単にぐらついた。
生憎、今この家には俺とAしかいない。
『ちょ、離し…』
て「やだ。」
耳元で言うとAの肩がビクっと上がる。
て「こんなん…唾つけときゃ治るって。」
『え…あっ…ちょっと!』
ゆっくりと、いじらしくTシャツをめくり上げながら
露わになった肌に舌を這わせる。
『っ…あっ…てつやぁ…』
知ってんだよ。
耳も背中も弱いこと。
『んっ…っ…だめ…』
ダメとか言って身体は反応してるくせに。
て「今回はお前が悪いぞ流石に 笑」
○んだ目で訴えても逆効果。
今日は俺がいただきます。
背中の傷は…蜜の味。
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作者名:moone | 作成日時:2018年10月19日 1時