弐拾捌 ページ31
寧々side
花子くんに半ば強引に連れられてAさんを迎えに学校内を捜索…花子くん本当に知らなかったのね。
最後に花子くんとAさんの思い出の場所に辿り着いたんだけど。
枝垂れ桜の前の空間?が鏡のようにひび割れていた、そこで思い出す。最近噂になっている噂を
寧々「枝垂れ桜の月夜様…?もしかして、巻き込まれちゃった!?でもあれって確かお月様がきれいな夜だよね?」
花子「……ちょっとこれ割ってみようか!」
寧々「え」
花子「そーれ!」
その先に何が広がっているなんてわからないまま花子くんは、目の前ひび割れをさらに広げるかのように包丁を突き立てた。
その衝撃で呆気なくそれは音を立てて割れ、見えたその先には光くんと源先輩それに見知らぬ人が2人、つかさくんそして……
寧々「…Aさん?」
いつもと雰囲気が違う綺麗な黒髪が銀色になっていた。でも、その顔は服はAさんのもの。
じゃあ、今Aさんの背中から胸に突き抜けるように出ているつかさくんの手は…ナニ?
花子「A!!!!」
つかさ「あ!あまね!遅かったね。今やっと、捕まえた所だヨ?」
月夜「あ、ダメ…こないで、くださ」
真斗「っあかん!皆、牽制はやめてこっちに力を回しぃ!!応急処置せんと…帰って来れんくなる。ゆら、楓はんを呼んできてくれんか」
ゆら「わかった。
どうして、Aさんは胸を貫かれてしまってるんだろう。それがどうしてつかさくんなの。
私はその場から動くことができないその隣で花子くんが声を上げる。
花子「つかさ…何してるの、なんでAをっ」
つかさ「うん?あー大丈夫だよ。急所は避けてるしーまだ離してないしー多少、怪我はしちゃってるかもダケド」
花子「そういう問題じゃない。…少年ここで何があってこんな事になったの?確認だけじゃなかったの?」
光「それは…」
真斗「それは、僕から話してもいい。ただ一つ確認させてほしい君はーーーーーーー」
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あかり - 面白くて続きが気になります!更新頑張って下さい!応援してます! (2021年5月31日 0時) (レス) id: 0c79b72284 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あや | 作成日時:2020年4月5日 22時